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2018年12月14日14:24

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結局、アジア隣国と何らも変わらぬ“不純な国、日本”だったの巻。

【公文書等の管理に関する法律】
<第一条>

〜この法律は、国及び独立行政法人等の諸活動や歴史的事実の記録である公文書等が、
健全な民主主義の根幹を支える国民共有の知的資源として、主権者である国民が
主体的に利用し得るものであることにかんがみ、国民主権の理念にのっとり、
公文書等の管理に関する基本的事項を定めること等により、行政文書等の適正な管理、
歴史公文書等の適切な保存及び利用等を図り、もって行政が適正かつ効率的に運営される
ようにするとともに、国及び独立行政法人等の有するその諸活動を現在及び
将来の国民に説明する責務が全うされるようにすることを目的とする。〜

今更、こんな聡明な表ページを羅列すること自体虚しさを覚えるほどなんだが・・。

この中にあるように、公文書は役所や役人のためにあるのではなくて、
『主権者国民の知的共有財産』であり、国民が「主体的に利用し得るもの」だ。

したがって本件での有りさまは、公僕であるはずの役人公務員が
“主”である国民を欺き財産を勝手に捨てた・・ってことなんだな。
乱雑にあえて言えば、個人所有物を役人が勝手に捨てたも同然。
このことに激しく怒らんでどうするのよ、って話。

それ以上に愕然とすべきは、本来一番この部類に対して繊細で、
厳格であらねばならないはずの『法務省管轄』がこんな醜態にあるってこと。
法を司るべくな役所が、最も根幹を成すべきな公文書管理が出来てないってことは、
社会システムの中枢が「機能不全状態にあった」ってわけなんであり。

因みにこの法律、平成21年に制定されたものだが、
(こんな最近になってようやく制定されてる事自体がそもそも異常だが)
僅か10年も経たないでこんなに杜撰だった・・ってわけで、言ってみれば
「定めた直後から」この法律や主旨は役所にとってただの“お飾り”としか
捉えてなかった・・と言っていい。

いや、これね・・裏返せば役所役人が「国民を舐めきってる」証左なんですわ。
“どうせわかりっこないから”じゃなくて、“バレたとしても国民は騒がない”ことを
端からわかってるから平気でこんなことが出来るのね。

つまりは、悪いのはなんたって役所役人で変わらないが、
それを“下支えしている”のが他でもない国民だっていう話。

“そんなことはない”っていうんなら、じゃあ何で森友加計にせよ、防衛省問題にせよ、
これだけ多く隠蔽改竄の山なのに放っておくんだ!?それでも尚ガバナンスの出来てない
現政権を野放しにし、国政選挙では未だ半数近くの有権者は投票忌避してるんだ!?
って話にしかならんのですわ。

民間や我々周辺に目を転ずれば、このような醜態はもう随分昔から続く
「風物詩」みたいなもんで、その度に批判や種々憂いが表出されるが・・。
直近で言うなら自動車メーカー各社の不正、食品業界の各種偽装、建設業界、金融・・
何処見回したって隠蔽改竄のオンパレードだ。

そりゃ無理もなかろうもん。頂点の国自体がずっとこんな有りさまなんだから。
各種の犯罪者、親、子供らの資質云々・・
そりゃ無理もなかろうもん。国自体が、政府自体の資質がこんな有りさまなんだから。

ゴーン、ゴーンと乱打する鐘の音のように最近うるさく言ってるが、
そもそも彼を批判する資格・素養が国民に、国自体にあるんかね?

やれ中国がどうだ、韓国がどうだと何かある度これ見よがしに言ってるが、
じゃあどんだけ日本が聡明で立派なことをしてるんだ?一党独裁状態の中国、
あるいは北朝鮮と実質的に何らも変わらないだろうが。

それらの国の民度が低い?バカ言っちゃいかんよ。こんな日本の状態下で純朴に靡く、
下僕状態で居ながらどの口が言うか、ってなもんだろうが。

「未来ある若者や子供達に夢と希望を!」
こんなスローガンがあちこちの場面で打ち立てられる度、鼻で笑うしかもはやないのと、
その若者や子供達がとてつもなく不憫な思いしかもはや湧かないんだな・・。

■法務省、公文書ファイル7千件超を誤破棄 出勤簿など
(朝日新聞デジタル - 12月14日 12:03)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=5418627
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