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2018年05月21日14:04

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連日の加熱報道に対する強いストレス。

海を渡ってからはや半年近く!?、とりわけ実戦に入ってからここまでの
翔平君の乱舞報道を遠巻きに見ていて、ここんとこどうにもストレスが
溜まってたんですが。

なんたって過去に例を見ない才覚と二刀流への挑戦等など、
トピック性が半端ないことをもってして、こうなっていくこと自体は
必然的でもあるんだけど、なのにこのストレスや違和感はなんなんだという・・

端的に言えば、
「なんで今頃になってこんなに詳らかに毎日朝から晩まで解説してるんだ」っていう。

そんな私め、ハムウォッチャーですよ。
なので、翔平君がNPB入りしてから熱を帯びた状態で観続けて来たのであり。
そんな自分が連日怒涛の、枠を跨いでの報道量と、一挙手一投足、
一球一球の解説等などにいい加減嫌気が差して来てるんです。

つまり、
「これだけの詳細な分析や報道、何で直近日本の5年間でやらなかったんだよ!」と。

厳密に言えば、NPB時代だって総量からすると他の選手や過去の選手以上に扱ってた、
ってことは言えるでしょう。また、時々彼の才能や技術力についての特集報道も
散見されてはいましたしね。がしかし・・

メジャー入りから現時点までの、翔平君の内容を観る限り、そして連日の解説ぶりと
重ね合わせて眺める限り「ハム時代と特段変わってない」。
“バッティングフォームのフォロースルーが凄い”とか、“変化球のキレがどうの”とか、
“ベースランニングが早い”とか・・こんなの、5年間身近な日本で
散々見せてた内容と同じじゃないか!ってね。なんで今頃になって騒いでるの?と。

これ、例えば翔平君のこの度が、NPB選手としてのメジャー入りとして初期だ・・
ってんならわかるし、野茂やイチローが渡米した当時のように、
日本人や日本の野球ファンも未体験で未知だってんならわかるけど、
いい加減もう何人が海を渡ってるんだ!?っていう。

また、同じハムとして言うならば、ダルがメジャー入りした時は、
前年からメジャーを意識してたからか、大幅な肉体改造と投球術等などを
改良したり模索してた頃だったので、“Newダルビッシュ”が果たしてメジャーで
何処まで通用するのか・・という純粋な関心や興味心が沸き立ったゆえ、
比例して注目を集めたという理由は成り立つのだけど。

翔平君の場合。なんたって野球の本場メジャーで、前代未聞の二刀流が
何処まで出来るのか否かという、“最大トピックス”が主だった理由だ・・
ということには特段の異論もないばかりか、そりゃ加熱するのも当然と思うし、
この加熱っぷり、初めて目の当たりにする本国アメリカ国内の状態だってんなら
これまた当然だと思うけど、なんで送り出した当の日本がこんなに、
今頃になって凄さを毎日解説してるんだ?という強烈な違和感とストレスでしてね。

ハムウォッチャー且つ地元なんで、彼がハム在籍中から今のような解説・分析報道は
概ねずっと発せられているのを観て来たため、尚更「いい加減くどい」とも
思っちゃうんですよ。

ここで一つ考えられること・・。
「地元で」報じれれ続けて来たのは、何と言ってもフランチャイズの足下だから・・
という当たり前な理由内容。
しかしこれ、裏返すと中央メディアではここまで出来ない“障壁”があるからに他ならず。

一つに、中央メディアが一人の選手に集中した報道量になることは、
自動的に所属球団のパブリシティが過剰となり、日本特有のプロ野球ファンや
市場全体にとって「不公平感」をもたらしてしまう・・そのことへの消極姿勢が
スポーツ報道の中に介在しているからで。実際、かつてある当時までの・・
いや、今でもその名残は垣間見える時があるけども、中央メディアをバックに従える
巨人の報道量が突出し続けて来た事による影響を見れば明らかでもある。

従って、渡米し日本の球団や各種の“拘束要素”から解き放たれたことによって、
一人の選手への取材や報道に集中出来るようになったため、今のような現象に至る、と。
なので、これは単に「類まれな才能選手が、大舞台で活躍するさま」を映し出すという、
表面的で妥当性にある理由に収斂されるだけのことではなく、
こんな凄い選手にもかかわらず、「NPB在籍時代には蔑ろにされていた」ということも、
実は言えて来ると思うんですよ。

もっといやあ、翔平君の凄さなんてついこの前まで、北は北海道から南は九州まで
シーズン中何度でも生で見る機会があったわけだし、幾分限定的ではありながら
メディア観戦することも充分出来たにもかかわらず、それを世間はして来たか・・!?

ここで言うでしょう。「NPBじゃなくMLBだから加熱する、注目するんだ」と。
半分はわかるし、対戦相手がツワモノだからこそ価値が上がるという理屈も。
しかし半分の異論は、上記のように
「翔平君自体の質は、NPB時代とさほど変わってない」んだから、彼の凄さ自体は
幾らでも体験出来たはずだろうし、それをある程度知り得ていたとすれば、
『現時点での結果は特段驚くべきことじゃない』とね。

なので、個人的にも今の活躍っぷりやプレー内容について、
そんなに最初っから手に汗するものはないし、
「そらぁ翔平君ならこれぐらい当然だわなぁ・・」って感想しか出て来ないのです。
対戦相手がスター級のメジャー選手であっても。

それぐらい彼は破格級なんであって、5年のデータや内容見りゃなんてことはない。
後の問題は、俗に言われる「環境」や「起用スタイル」等の要素とスムーズに
合致出来るか、適応性があるか否かってだけで、そこに障壁があるとすれば
それ自体彼の才覚とは直接性がないわけだから、別途何処かが冷静な分析を行えば
いいわけで・・。

ここに更にざっくり加えるなら、相変わらずの「メジャー礼賛通念」が蔓延ってる・・
ってことでしょう。盲目的な“メジャー信教”というべきか・・
いや、何もメジャーが大した舞台じゃない・・なんてことじゃなく、そりゃ色んな面で
スケールも質も高い。けれども、じゃあ単純に「MLB>>>>NPB」なのかというと、
もうそこまでの差はない・・いや、相当縮まって来ている。
あるいは、かつてのような物差しで両者を比較すること自体、あまり意味がない・・
各々別な価値性として捉える方が有益だろうという気がしますけどね。

その観点だけで言えば、翔平君が当初メジャーしか眼中になかったってことが、
ある面では「MLBに見合った資質」だったんだろうし、その資質だけをプンプン全面に
押し出し続けていたなら、ハム選手としても興味も関心もそんなに持たなかったろう・・
と思いますね。

なので、いい加減翔平君の報道はスポーツコーナーの中だけでやって欲しいですよ。
たとえ満塁弾を打ったとしても、完封勝利したとしても、
間違ってもトップ報道に持ってくるなんざ、こっ恥ずかしい真似はやめて頂きたい。。

■大谷が最長7回2/3を2失点9Kで4勝目!チームの連敗も「5」でストップ
(ベースボールキング - 05月21日 10:21)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=212&from=diary&id=5119609
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