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2017年04月20日01:36

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さて、この告発に拠る影響は如何に・・。

先日来から急遽立ち上がった感のある「森友デモ実行委員会」なるプロジェクトにより、
日付変わって本日東京地検へ「安倍本人」に対する告発を行う予定であったものの、
菅野氏を中心として「国会での訴求審議」が事実上止まってしまうことの強い懸念から、
どうやら中止の方向に向きそうな状態にあるのだが・・。

プロジェクトによる告発内容の詳細や賛同人の選出・参加、運動におけるカンパ等々にて
幾つかの不備もあるということが、告発そのものと合わせて別な問題を露呈させた、
とも言える状態にあるわけだけど。

それは一旦横に置いたとして・・ではこの川上氏による告発はどうなのか、といえば・・。
氏は3月にも篭池氏側に対する告発を予定していたものの、
確か証人喚問との絡みだったか何だかで、一旦取り下げたはず。

その上でこの度あらためてここへ打って出たという背景に、どんな思案が込められているか・・
そこを透かし見なければならないが・・。

冒頭のプロジェクトによる告発の影響を鑑みた時、
では果たしてこの告発は影響しないのかどうか・・。

ここが何とも微妙な所で、この表面的な報道だけで全てを推し量るのは困難だが、
一つ言えるのは、昭恵と谷氏という二人の人物に対する「国家公務員法違反の疑い」を
主体とする告発であること、だ。

私人・公人の分類で揺れる昭恵はともかくとして、谷氏は経産省職員であり、
管轄としては本来“東京地検”であることから、こちらに提出するのが筋だろうと思うのだが、
首相夫人である昭恵を含んでも、捜査依頼を大阪地検にしているというのが
一体全体何を指し示しているか、だろう。

他方で「検事総長」宛という、これまた東京地検を飛び越えていること。
これも同様に、幾つかの思案が背景にあるのではないか、と。

直接的に関係ないが、少し前BS報道番組に、元最高検察庁検事総長だったかが出演、
一連の告発や摘発の可否に関して、それぞれの項目ごとに私見を述べていたが・・
政府側が先に行った、籠池氏に対する罪状に関しては、偽証罪等を中心として
殆どに渡り立件は困難で、罪を問える状況には殆ど無い、とした。

それらを含めた、総体的な告発について、検察として受理することは
『受けておいて“損はない”事案と考えているはずだろう・・』と、何気に重大な発言をしていた。

これをどう捉えるか・・。
政府による一連の疑惑について、籠池氏サイド等の“個人”に被せ、
公権側の不利状態を覆い隠す方向に持っていった時における、
検察組織への「実利〜見返り」というメリットを意味した“損はない”であるのか・・。

あるいは、大阪地検によるかつての捏造不祥事で失墜した、
検察組織に対する国民からの信頼回復という点で、この疑獄事件によって
政治悪を一刀両断し、正義の組織として清廉性をアピール、
再び信頼を取り戻すための「実利」、その意味での“損はない”なのか・・。

この判断は、一般大衆にとって非常に難しく、どちらとも言えるものであるが、
何れにしても検察組織として、その分水嶺であるということは確実に言えるだろう。

で、この告発内容と提出先の関係で、国会審議〜追求そのもの・・
即ち財務省関連〜政府閣僚界隈に対する疑念の追求にあたっては、
既に証拠資料の数々が菅野界隈や野党の方にあるため、大きな影響はなさそう、ではある。


■安倍昭恵夫人と元夫人付秘書を告発 国家公務員法違反疑い
(dot. - 04月19日 13:43)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=4534974
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