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2017年04月14日16:27

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食と農の無関心が引き起こした騒動。

またもこの件での投稿・・(笑)

以前も触れたけども、昨年あれだけの報道が成され、各方面への懸念はそれ相応に
示されたはずなんだが、なぜあれからおよそ半年ほど経った今大騒ぎしているのか・・
ということを、今一度冷静に考えて見る必要があるのじゃないか。

北海道は、農業が基幹産業であることについては概ね一般の認識にあろうと思うわけで。
その「供給元」が、これほどまでに甚大な被害を受けたことは、
即ち全国の消費流通にとって、自動的に大きな影響を受ける恐れについて、
どんなに農業への無知識であろうとも、誰でもわかる理屈なはずである。

にも関わらず、こうした騒動に至る要因は何なのか・・

この件に特化するならば、第一義的には製造メーカーに拠る、原料調達における見込み違いや
各種阻害要因が考えられるが、では果たして騒動の原因を製造メーカー側に起因させ、
責任的なものを背負わせることが適当なことかと言えば、決してそうではないはずだ。

つまり・・。
何と言っても、一般庶民消費者の中に、食や農に対する「基礎認識」が
あまりにも無さ過ぎることによって引き起こされている・・と言える。

本来なら、あの災害時以降の収穫時・・つまり「出来秋」の頃における心配や、
それに伴う情報の収集意欲(あるいは発信側に拠る情報不足)、関心の持ち方、
想像力がとてつもなく欠如していることの表れだ。

結局、農や食への一般感覚や関心は、生産現場に対しては殆どなく、
流通の果てにある身近な店頭に表出しないと自覚出来ないということであり、
この度の騒動がまさにそれを指し示す象徴的な事象だろう。

この馬鈴薯に関しては先般も記したが、チップスの原料=全ての馬鈴薯品種だと
捉えてしまっていることや、馬鈴薯は他に「澱粉原料用」も多くあって、
そちらの供給が滞った場合の方が遥かに多くの影響を及ぼす・・
といった基礎的認識がまるでないことは、澱粉の原料が馬鈴薯であるということの知識すら
持ち得ない今の消費者感覚が、如何に食への関心や「食料概念」の重要性の欠如を
露呈している所以か、どう自覚しているかに帰結する問題である。

「食への無関心」、「農に対する無関心」。
こと日本では、近代ずっと続いているものであって、「飽食の時代」等という触れ込みもまた
派生する一つの結果でもあるのだが、食への関心が相応にあるのだとしたら、
昨年の秋や年末程度までに、既にあれやこれやの懸念が発生していて当然なはずだ。

近年に的を絞れば、「平成米騒動」一つ取ってみても、農業が「お天道様商売」で、
春から秋の天候推移や、時々の不順要因によって、則“台所へ直結するもの”としての
想像力を持ってさえいれば、どう立ち振る舞えばよいかの方策は自ずと見えて来るはずであるし、
ひいては日頃から食に対する意識や向き合い方が適切であるならば、
食材一つに対する扱い方や捉え方すらも、自ずと方法論は見出だせるものでもある。

“安全保障”という概念があるが、人間が生きる上での最も原始的で最重要であるはずの
農に際し、ここまで無知識と不見識にあることは、軍事的な素養や態勢整備なんぞという
ものより遥か手前の重要項目であるはずだ。
“お花畑”等という世俗的な揶揄をあえて引用するならば、
これこそが究極的なお花畑と言わずして何というか、だろう。

畑には、花を咲かせることが最終目的ではなく、「実」を稔らせねば意味がないのである。

一面水浸しでまるで水田…… 農家が2016年のジャガイモ畑の写真を投稿、ポテチ品薄は「仕方ない」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=4526792
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