超絶劣化大臣、ここに見たり。

ホントね、これに関してはもう直感的に怒り爆発ですわ。

UP間もなく全編で観たけども、どっからどう観たって、どこを切り取ったって
復興大臣という名の要職が口にするべき言葉、態度じゃ全くない。
はっきり言って、

「未だ深い心の傷や悩み、迷いを抱えている被災者を、
どれだけこの愚劣な男は踏みにじったか」　だ。

これに際し“記者が煽ってる”だの何だのと、毎度の如き盲目的・無思考的にかわそう、
擁護しようなんぞとする超大馬鹿者がいるが。

本来記者会見とはあれぐらいが普通で、官邸会見だろうがぶら下がりだろうが、
それ以外の省庁会見だろうが、時に厳しい質問なんぞ以前は当たり前に飛んでいたわけだ。

それがいつしか・・とりわけ第二次安倍政権が発足して以来、どうなったか！？
官邸記者会見では記者クラブ所属しか質問権限がなく、しかも質問事項は
事前に全て提出・チェックの上、内容通りしか答えないように無理やり変更された。
しかも、順番さえ時に事前に決められてるという・・。
こんなもの、予定調和以外の何物でもない、単なる「広報」だ。

これは裏返すと、安倍がしどろもどろになったり何か失言をしたり、
無知を晒したりしてポイントが下がるのを防ぐために編み出された手段だ。
これズバリ、彼にその能力が伴ってないという証左なんである。

だから、いつぞやの外遊にて、海外メディアからの突然の質問に、
慌てふためき素っ頓狂な内容を答えてしまい、その醜態を晒したのは、まさにあれが理由だ。

では目を世界に転ずれば、ホワイトハウスではどうだ？
直近こそ、トランプに変わって以来あちらもぶっ壊れているが、
記者による質問と応答は、日本の比じゃないぐらいエッジが利いている。

その中でのやり取りこそに、国のトップとしての資質や、自らの個性、政治姿勢を映し出す・・。
その点で大変重要な場なんである。だからこそ彼ら・・政治家もメディアも真剣勝負で挑む。
その言質の中から、国民は政治を透かし見て、あらゆるものを判断や推測の上、
先々を読んでいく、誰にとっても重要な機会である。
それは首相や大統領だけじゃない。閣僚クラスとて同様だ。

それすらも安全策を取らねば滞りなく対応出来ないのなら、
トップクラスの座になんぞ就く資格がなかろうて。

とりわけ、この度の場はどうだ！？
未だ復興を遂げていない、あらゆる理由で帰還が果たせず混迷の域でもがく人がいる、
原発の影響であらゆる弊害に苦しむ人がゴロゴロ居る・・
そんな状況下で任を任せられたという、非常に特殊で重たい責務にある立場だ。

それがあんな「普通程度の」当たり前な内容の質問で激昂するばかりか、一番不適当な
「自己責任」なんぞという文言を、ついついであれ何であれ、口を突いて出すということは、
即ち被災側と国とは線引きしたスタンスで、いい加減もう切り分ける、
切り捨てるかの如き様相であり、撤回しようのない重大な失言・・
いや、最大級の暴言と言わずしてなんというか、だ。

もっとも、あの醜態はおろか、その後の謝罪の態度一つとっても
あの男の肝っ玉が如何なるものか、よ〜く表出している。
それがわからない、感じないとすればよほどウブでまだ厳しい社会下にいないか、
温室育ちが何れかだろう。

あれを聞いて被災当事者が何を思うか！？何を感じるか！？
そんなもの、何がどうあれまともな人間なら微塵も口に出来るはずがなかろうよ。

端的に言って、“チンピラ気質”、腹黒気質だろう、あの男。
見事に表情にくっきり表れれいる。人間、年季が入れば入るほどそれが出るが、
あの男はモロにそれが出ている。

まぁはっきり言って、森友以降完全に政権が乱れきってることはもう否定しようがなかろう。
いや、正確に言えばずっと前から今の与党議員の資質は格段に劣化しているが、
その辺が修正なきまま、あぐらをかいたままやりたい放題で通って来た、そのツケであり、
その一片がものの見事にこうして表出したということだろう。

そして映し出したことは、沖縄にせよこの東北にせよ、弱者末端は容赦なく切り捨てる・・
その姿勢がくっきり表れたってことだ。
これで東北の人達、激しく怒らないでどうするよ、と。
彼らこそ、猛然と怒りを向けるべきだろう。

傍若無人、独善的・・。森友での内容を含めて、もう完全に壊れてるだろう、この政府。
こんな大馬鹿者達をそれでもヨイショする者とて、ここまで来れば同じでしょうな。。


今村復興相 会見で激高し謝罪
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4511987