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2017年04月03日01:52

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妙な引っ掛かり・・。

昨日の報道をたまたま見掛けたが・・

山岳救助隊による、当時の状況などについてのインタビュー。
隊員の一人によると、

「あの場所は、救助隊の中でも危険な所として常識になっていた」 と。

それを聞いて、妙な引っ掛かりを覚えたわけだけど・・

救助隊(もしくはあの山周辺をよく知る者らを含めたとして)が常識として
それほどまで認識されていた情報は、では果たしてどこまで広く共有され、
また共有されるべく仕組みがあったのか否か、だ。

それほどまでに「常識化」されていたのだとすれば、スキー場管理者による
オンシーズン中での立入禁止表示だとか、あるいはオフシーズン中での入山に際し、
管理するべくスキー場管理者、または周辺の山岳管理者辺りから、
「危険区域」として広範にわかるような、何か案内等が日常的に成されていたのかどうか・・。

一方、記事にもある「登山計画審査会」には、その「常識の情報」が
事前にどれほど伝わり把握されていたのか・・。

当案件では、指導当事者における安全認識の是非が問われているが、
第一義的にその当事者が言及されることは必然であるものの、
他方では、審査会における事前情報把握の観点で、その「常識」というものが
認識されていた場合、実際に山へ入る指導当事者に対し、危険情報に基づき
「どの地点は避けるべし」といった事前の確認が出来ていたかどうか、だ。

あるいは、「常識」が審査会の中で把握されていなかったとした時、その理由として、

1.審査会の基準要件の中には一応あった、またはそれがなかったものの、メンバーの中で
 知っていた者がいた。しかし、組織全体の共有認識にまでは至っていなかった

2.元々常識とされるその危険情報自体、何らかの理由で入っていなかった

二つの何れかの理由によって、間接的な事故防止における機能と、
それに伴う責任所在も微妙に変わって来る。

これを「フェールセーフの原則」に当て嵌めるなら、
入山当事者における、元々の資質(判断力)に過信等の欠陥があったとしても、
審査会が「常識」に拠る情報をきちんと持っていたとするならば、
当事者による行動予定の確認の中で、何らかの注意喚起や制止を求めることは可能で、
事故を未然に防ぐ事が可能ではなかったのか、と。

とすれば、事はこの指導当事者だけの資質欠如や責任に留まらない可能性がある。

その点で、上記理由を勘案した時、第二義的な所在としては、「登山計画審査会」が挙げられ、
第三としてはスキー場管理者、ないしは当該山岳全体の責任管理者(または当該管理機関)、
ないしは、司るべく何らかの行政機関等における、登山安全管理システム自体の欠陥・・

これらも広範にチェックし観なければならず、内容によってはこの指導当事者だけの問題では
決してない・・ということが言えて来るはずだ。

とどのつまり、幾ら山岳救助隊らにだけ危険箇所として常識化されていても、
肝心の登山者に提供されていなければ何にもならない・・ということだろう。


■「絶対安全」が惨事に=経験裏目、甘い危機管理―栃木スキー場雪崩、3日で1週間
(時事通信社 - 04月02日 15:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4508254
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