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2016年07月26日13:08

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他人事とは思えず・・。

しばしご無沙汰となりました。
以前も書きましたが、父がまた身体の不調で実家へ帰省したりしてました。

少し前に定期通院のため病院へ、その際急に身体が思うように動かせなくなり、
検査を兼ねて一週間ほど入院。貧血気味とのことだったようで、落ち着いたので退院。

一度の通院を経て少し経った後、再び身体の痛みから起き上がることすら容易ではなくなり・・
様子を伺いに帰省。再度病院へ、どうにか立たせてクルマに乗せ・・

当初は点滴投与と簡単な処置で家に帰れるだろうという見込みも、
血液検査の結果、胆のうに関する数値が少し不適正ということで、
そのまま入院することに。

一週間程度との見込み、今日で5日目となりましたが、歳も80を超えていることもあってか、
中々思うような速度で回復の兆しを見せず、本人はもちろん、周囲の空気も
中々スカッと晴れず、重い夏の日がただ経過。取り敢えず一旦帰って来ました。

間もなくしての、このニュース・・。

タイミング的にも、重い気分を更に悪化させるもので、言葉も出て来ませんね・・。

自分の場合、病院という医療施設を前にしていたことなので、
この件と完全に重ね合わせることは出来ないのだけど・・

父による入院はここ数年でもうかれこれ6回ほどに至ってますが、
毎度の如く医療関係者による懸命な手厚い業務や態勢に大変感謝しつつ、
対して高齢化が進んでいる現実感、その影で深刻さやあらゆる問題を浮き彫りにさせる、
「地域医療のあり方」等など・・

医療スタッフは専門職で慣れているとはいえ、毎度せん妄状態となる父へのケア・・
家族我々はヒヤヒヤし疲弊しながら、一方で淡々と、でも愛情と温もりを絶やさず
しっかりこなしていく頼もしい看護師さん達の姿を観ていると、他方介護施設らとの様々な格差、
内容の異なりについて、どこまで十分整えられているか等・・

深刻な状態にある地域福祉事情、寂れる一方の町の姿、
たまに観られる街を歩く人の大半が高齢者だったりするのを観るうち、
あらゆる不安が渦巻いていく・・

そうした環境の中、少ない若者や働き盛りがこうした“爆発”を起こすことを、
犯罪事件の度に定番的となる、「単なる個人の資質」として片付けていいのかどうか・・。

病気も高齢も、本人が好き好んでなるものじゃない。
生きとし生ける以上、誰でも通らねばならないこと。

健康で思うようなことが出来るうちは、中々それに対しての思慮も想像も、
関心も中々高まらないのはかねてより起こり得るものでもある。
しかし、ここまで少子高齢化や福祉問題等などが浮上されているにもかかわらず、
根源問題を後回しにして来たツケが、その果てがこのような惨劇をもたらしたのではないか・・

そう観ても特段の間違いではないはずで、ここまで類似の案件は山積していたわけだから、
「起こるべくして起きたこと」でもありましょう。

身内でさえ介護疲れの果て殺めてしまう、あるいは疲弊の果て哀しい最後を迎えてしまう・・
十分な資格や態勢を整えず、「ビジネス」としての度を不健全に高めた医療福祉であったならば、
あり続けるならば、“他人である”従事者がこうした行為に及んでしまうことは、
残念ながら今後も起きてしまうでしょう。


19人刺され死亡、26歳男が出頭
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=4111240
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