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2016年07月16日22:03

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聖人君子じゃない方が寧ろよい。

この中にある、菅野完氏の件。

何やら、過去に女性への暴行を行い訴状が出てるとか。
本人も基本認めているようで、細かい部分は現在事態が進行中ゆえ、
殆ど言及してない様子。

これに際し、報ステにも出ていた東京工大中島岳志教授は、
東京・中日・北海道・西日本新聞に掲載された今年4月の論壇時評で、
菅野氏の文章を取り上げたことについて、本人とは面談がなく、
このような事実関係があることを知らなかったとし、被害者に対して不快な思いをさせてしまい、
お詫び申し上げる・・としている。

中島氏による論評の中身を正確に掴んでおらず、実際どの部分を「不快」とするのかが
全く不明なのだけど、中島氏によるこれまでの学術的に深い論評傾向からして、
何か間接的に女性の感情に抵触する部分があるとまで考えられず・・

普通に考えると、そのような資質にある菅野氏の論評を書いてしまったこと・・
それ自体を率直に“恥じる”という意味合いである、と読め、
学問の場に身を置く立場にある自身の「不注意」・・
という、反省とある種の「防御姿勢」にあるように映る。

その心理背景に一定の理解が出来るものの、果たしてそれは必要なことなのか・・!?
中島氏は、あくまでも菅野氏による「日本会議の研究」論考そのものに関心が向き、
時評・評価したのであって、菅野氏によるプライベートに纏わる資質を含めた、
「人となり」もベースにしたのではないわけだから、彼が謝罪する必要などないはず。

ここにはやはり、昨今の過剰なバッシングや炎上気風を前にした「保身」が働いている・・
としか思えないのだけど・・

論壇者自らが、このような「犯罪加害者の言論を評論するべからず」といった発信を
事実上してしまうことは、言論の本質からいっても不健全なのではないか!?

言論そのものと、本人の資質やプライベート、過去とは本来切り離されるべきであって、
いわゆる「お前が言うな」という風潮は、本来正しいもの、価値のあるものまで
全否定した上でなきものにするということであり、それは総体的に「不利益」をもたらすはずだ。

このような事例は他にも各種あるわけで、身近な分野ではタレントや
アーティスト等による“不祥事”によって、それまで生んでいた作品そのもの、
価値すら全て葬られ、あるいは葬るという・・

「素晴らしい」ものは、それだけで価値があるもので、生み出した作者による
「付加価値」はあるものの、付加が本元の作品を無価値化するものではないはずだ。
無価値化するとすれば、それは受ける者による「感情」そのものに要因がある、と。

翻って学問や論考、評論・・。

ある意味で、その文体や意見そのものが「作品」でもある。
音楽や文化と違い、現実を基にしている場合が圧倒的に多いため、
その論旨の中にあるテーマが、本人資質と合致するものである以外、
論理性があり、整合性が取れ、論の中に注目すべき部分や重要な論点があれば、
それだけで価値が高まるもの。

記事にある各論者による視点、考察の中身に価値があるならば、発したものは
何処まで行っても価値は残るものだ。

これが仮に、犯罪や不貞に対して散々批判しつつ、自身は絶対に縁遠い・・
とした論旨であったならば、後にその説得力や価値は損なうものではあるとしても・・。

でもね・・。
個人的には思うわけですよ。

不倫にしても犯罪にしても、本質そのものを考察するとした場合、
寧ろ当事者による考察の方が、遥かに意味のあるもので、例えば不倫の場合、
色恋沙汰すらも縁遠い資質にある者が、幾ら批判をした所で全く「響かない」と。

理不尽であることは、その理不尽さの中でもがいた人だからこそ、その本質がわかる。
そこから何を汲み取ることが出来るかにあるわけで。

犯罪も、犯罪心理を幾ら聖人君子が考察した所であまり響かない。
人を殺めてしまった者の心理は、それと同じか似たような境遇にあった者による論評や見解、
そこにこそ本分があると思うわけです。

不正を働く政治家を考察する時、当事者や類する者がなぜ行ったか、
今後どうあるべきかを発する方が、実は大いに価値がある。

そうした者の口を一切封じ、「お前が言うな」「お前は言う資格が無い」を続けているからこそ、
温床や根源の考察、真実へ一向に届かず、批判だけに終わってしまうのであり。

菅野氏にしても、その他識者・ジャーナリストにしても、
発する内容そのものに価値があるならば、それはそれとして受容し、
行った過去の行為などは、それとして別途批判や糾弾されるべきなこと。

リアリズムのない「聖人君子」による論評なんて、
「クリープを入れないコーヒー」みたいなもんですよ。。



■ネット著名人は知名度不足?荻上チキ、津田大介らの揺れる”下半身事情”|やまもといちろうコラム
(デイリーニュースオンライン - 07月16日 12:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=254&from=diary&id=4096660
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