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2016年07月14日02:25

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きな臭さは一段と増した、か・・。

ほほぅ・・・。

宮内庁長官と次官によるこの内容からしても、生前退位の情報を流した
「政府関係者」による“仕業”と観てもいいような雰囲気が益々強まって来た感じ。

一体誰がこの話を漏らしたのか・・。
多分名前が出て来る可能性は少ないだろう。
間違いであったなら政治生命だけでなく、色んな意味で致命的となるからだ。

さて、この通り事実無根だったとして・・。

ではなぜこんな噂レベルの話を流したのかという問題と、
この関係者たるや、どこから仕入れた話なのか、だ。

仮に陛下が、何らかの格好で退位を一つの選択肢として考慮していて、
どこかしかにそのことを口にされたとした場合、
退位を最終的に決断したという根拠が必要になる。

実はそれもないにもかかわらず、「考慮」したことをもってして「決断された」とし、
情報を流したとすれば・・・

実際、ここまで相当な公務をこなし、激務と共にご高齢であることと、
ここまでのご尽力について、国民どの立場も十分認識しつつ、
無理されずご健康に・・という意向で占められているならば、
概ねその「ご意志」を尊重し、好意的に受け止められるであろう・・
という「読み」が出来る。

そのような空気で尚更世の中が満たされるなら、陛下ご自身としても、
「国民の願い」として拒絶する由もなくなってしまう。
「象徴天皇」として、常に国民に寄り添い、希望に沿うというスタンスである限り、
国民がもう休め・・というものに対し、それに反して継続がし難くなる。

つまり「受け入れざるを得ない」ことを狙った、「誰か」の仕業ではないか、と。

現政権による数々の政策や国の方向性に対し、異を呈していると言われる今上天皇。
一貫した平和主義にある今上天皇は、ある勢力にとって障害。

それと同時に、皇室・・天皇制について抜本的に見直す・・
「元首」に改めんとしたい勢力がいる。「日本会議」だ。

この度の参院選によって、改憲の可能性がグンと高まった今、
改憲とともに最も手を付けたいのが「天皇制」だ。

自民は改憲が悲願であるが、日本会議の思想にある悲願は天皇制の改定だ。
政権与党他、日本会議の加盟議員がひしめき、改憲議席を手中に収めた組織中枢は、
この勢いで何としても天皇制に手を付けたいはずで、参院選の結果を受けて、
前のめりでこれを仕掛けた・・という見方が出来てくる。

単に今上天皇をご退場願うことが本分ではなく、このことで皇室典範をはじめとして、
複数の関連法体系の着手と、女系継承問題等を含め、制度そのものの議論を巻き起こし、
他方にある憲法改正議論とダブルで加速させたい・・

そんな思惑が、この騒動の根源なのではないか・・と。

だとすれば・・
これはもう、ある種の「クーデター」であり、宗教思想組織による、
いよいよ本格的な「日本改造」「復古主義」への加速・・として観ておかねばならないだろう。

「陛下も大変ご尽力されました。本当にここまで有り難いことです。ご意志を強く尊重します。」

なんぞという“情緒”に浸っている限り、よほどの脳天気と言わざるを得なくなる可能性がある・・
ってことで、はっきり言って「覚悟すべき」時だろう。

はてさて、これを受けて明日から「八木秀次」やその界隈の連中が何を言い出すか、
よっぽど注意深く観てないと、簡単にナイーヴな日本国民は丸め込まれる。

というより、既に憲法改正すらボケっと受け入れてしまう国民性ゆえ、
天皇制如きでは尚更コロッと騙されるのは、悲しいかな避けられないかと思うと、
脳が脱臼してしまいそうだ・・。


■「そうした事実一切ない」=宮内庁幹部は報道否定―生前退位
(時事通信社 - 07月14日 00:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=4092349
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