mixiユーザー(id:13658569)

2015年11月28日14:17

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役所へのお咎め無しな顛末。

随分速い決断だったなぁ・・
結局、収集がつかないと判断、そのまま整理する方向に向いたってことか・・。

まぁここまで大規模に至ってしまえば、もはや当然な面もあると思うけども・・

にしても、一大メーカーがこんな末路となるなんて・・

事件発覚からここまでの間、どの報道も一元的にメーカーの不始末に焦点を当てるのが大半で、
次に購入側である全農や単協、生産者、そして末端消費者への影響に終始した格好だけど・・・

本来の農水直轄である公的検査機関が、長年に渡り検査を実施して来たにも関わらず、
“民間”の立場でもある全農が、僅か一度の調べで不備が見つかったわけで、その点で
検査機関が偽装を一つも見抜けなかったことについての言及が何もないことが極めて異常だ。

元来は厳格な基準を基に法律まで設定しており、それに従う形で業界の秩序が
保たれて来たわけで、じゃあそれまで順守し健全に製造販売して来た他の業者らは
どうなるのか・・・

結局、一メーカーによる不健全な経営実態が暴かれ、
そのメーカーが社会的な側面を中心に成敗され消え失せた・・・

末端民間業者だけの、いわゆる“トカゲの尻尾きり”状態。

これで「ジ・エンド」であるならば、肝心要の検査機関は何らの精査を受けることなく、
もしかすれば同じような事案が今後再度発生する可能性すら残したまま、となる。

検査機関は当然国の予算で成り立っており、これ即ち我々の税金。

つまりは、“役所の不手際”でもあったものを、そのまま見逃し何のお咎めもないまま
世間がスルーしてしまうことを意味する。

これで「一メーカーへのバッシング」だけで溜飲を下げているならば、
よほど日本の社会は脳天気と言わざるを得ない。。




■太平物産が民事再生申請=肥料表示偽装、負債33億円
(時事通信社 - 11月27日 19:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3732934
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