mixiユーザー(id:13658569)

2015年11月05日16:55

200 view

人間はロボットじゃない。

この手の数値化とかデータ化をするケースが時折見受けられるけども・・。
はっきり言ってバカバカしい、としか言い様がないことと思わずにいられない。

あからさまにサボっている、あるいは極端な時間や行動そのものを問題視し、
その事自体についての問題提起であるならまだしも・・。

休憩や喫煙行為によって、その個人の気分転換や能率向上があったのか否か、
数値化するならそこまで掘り下げねばなるまい。

そこで生まれる他者とのコミュニケーション、気分転換によって生まれるちょっとしたアイデア、
デスクから離れて別な場所に動くことで活性される体力的、知力的部分・・
それが各々個人に発生しているかしてないか、厳密に数値化するならそこまで
考察せねばならないはずで、そのメリットとデメリットとの相殺結果がどうであるかだろう。

“一服の文化”という概念がある。

特に肉体労働環境辺りでは、昔から習慣づいて来たものだ。
ある一定時間は神経を集中し体を張る。しかしそれは長時間持続が難しいために、
時折休憩を取りながら安定化させようとするもの。
これは、人間本来の特性から派生するものであり、創意工夫でもある。

一本のタバコに皆で火を点け(必ずしも吸わなくてもよい)、仕事に纏わる会話、
仕事以外の世間話、身の回りの話、家族の話、趣味の話・・
緊張を解きほぐすその短い時間は、業務を遂行するにあたっての「潤滑剤」でもあり、
能率を高める一つの要素でもある。

この部分というのは“プライスレス”であり、
ここに数値を嵌めこむこと自体「ナンセンス」なことだ。

この件の場合、批判や指摘の背景にあるのが『公務員』であることと、
医療界隈を基にした『健康面』であることが伺える。

公務員=税金=一般人による負担 という構図の中で、公務員たるもの一般人より厳格に、
一般人以上に死ぬ気で働け・・という潜在的な意図が垣間見れる。

一面では間違っているとも言えない側面があるも、紐解けば彼らも一人間であり、
基本スタンスは一般人と変わらない。ましてや、安定的かつ効率的に業務が成されるのならば、
一服の行為や時間を闇雲に取り上げることは逆に一般にとって不利益ともなり得る。

一方で、そのタバコ売上は地方税でもある。
労働損失時間を何が何でもデメリットとして表出させたいのであれば、
その収支との差し引きもきちんと出さねば正確とはならない。

他方、健康面でのデメリットを数値化したいのであれば、喫煙以外の
職場における多様なストレスの有無、人間関係、残業度合い、休暇と実業務との兼ね合い等、
様々な環境要件まで含めて、公務員の健康状態が常に一定程度安定しているか否か、
そこまで割り出さねばなるまい。

もしも劣悪な業務環境がそこにあり、公務員が精神的にも肉体的にも病み、
通院、医療費等を含め、業務の能率や効率等にも何らかの影響を及ぼしていたとするなら、
あるいは最悪命を絶った等の結果となってしまったのなら、
その損失は喫煙によるロスとは比べ物にならないほどとなる。

ぶっちゃけて言えば、「公務員も所詮人間」であり、ロボットじゃないのだ。
厳格化を望むこと自体はあっても、その程度が過度である、
あるいは神格化するかの如き設定の仕方は、本質を逸脱することに他ならない。


■【関西の議論】公務員の喫煙タイム、920億円分! 45分スマホ操作はサボりでは? 税金無駄遣いと非難囂々
(産経新聞 - 11月05日 11:43)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=3&from=diary&id=3697739
4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを投稿する