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2015年03月31日17:56

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読み解く力と必要性。

〜『あのシーンを正しく読むことができないような稚拙な視聴者は、
危険が迫っていることが分からないらしい・・・』〜

http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-3499.html


まさしく、これ。

「暴走した」「けしからん」という、明確でごく『表面的』部分だけで、
そのピンポイントの事象のみでしか考えられない、脊髄反射する大衆心理・・。

これだから、人質事件でも一元的に政府等の公式発表をまるごと信じこみ、
結果的に思い切りズレた解釈や処理が成されるという・・。


なぜこうなるに至ったのか、この背景に何があるのかを熟考する習慣、
読み解く力が欠如した、今の日本人・・

何が何でも政権与党を守りたい、その為には中身が何であろうが
とにかく節操無くバッシングや排除をためらわない層も相応に混在するも、
それ以外は、表面的な古賀氏の行いそのものについて漠然と批判的になるという・・。

「行儀が悪い」「そこまでしなくても」「後味が悪い」

これ即ち、ヒエラルキー社会や構造にどっぷり浸かって来た、
“お上にたてつくべからず”のDNAがそうさせていることに気づいていない。

因みに古賀氏が、こうした“賭け”に打って出ることは、3月5日の時点で
既にTwにて【予告】している。

〜明日6日(金)報道ステーションに出演します。3月は、27日も出演します。
この二回で最後です。 4月以降は、篠塚報道局長が出すなと言ったので出られなくなりました。 最後の二回、古舘さんにも番組でいろいろ聞いてみたいと思います。是非見てください。〜

ということは、これよりももっと前から熟考の上、こうした手段しか道はないと
決断したと取るに不足ないわけで、思いつきでも瞬間沸騰したわけでもないことがわかる。

ここまでに至る過程、経緯について掘り下げる必要があるということだ。
しかも、かの人物である報道局長の名前も実名で挙げるほど、
真に迫っている事が読み取れる。

彼は元官僚ゆえ、頭脳は明晰だ。
深い計算づくでの行動であることは、普通に解釈が可能だ。
たとえ行動自体に嫌悪感を抱いたとしても、だ。

肝心なのは、そこまでしなくてはいけないほど、
「言論空間の緊急事態」と、異常なほど不健全な形で加えられる、
圧政に対する「捨て身の」行動であるということであり、
一方では後先を考えていないわけじゃなく、この行動によりキー局メディアによる
発言の機会が失われることは端から前提としていて、
既に別メディアでの空間構築を進めている。

用意周到のうえ打って出たということであり、
この古舘氏による謝罪も、当然予測の上であろう。

謝罪する古舘氏や報ステ制作陣、テレ朝全体が世間にどう映り、
どう捉えられるかについて、一元的な批判を浴びる可能性も、
その逆の可能性も両睨みであろう。


一石を投じ、波紋を拡げる・・・

世を動かす局面というのは、必ずや揺れ動きが伴うものだ。




古舘伊知郎氏、古賀茂明氏の発言「残念」 「防げなかった」と視聴者に謝罪
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=3346777
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