mixiユーザー(id:13658569)

2015年03月19日01:02

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調和がもたらす安全性。

この短い記事だけでは実際の内情や背景経緯がよく見えないので、
明確な所までは言及出来ない部分もあるのだけど・・。

「騒音」なのか、「危険」に対する懸念なのか・・。
恐らくは両方が内包されている、と観てよいかと。

実際のところ、「爆音」レベルはブルーよりもF15やF2らによるデモ飛行の方が
遥かに不快と取られて必然であるも、ブルーはブルーで6機纏めるとそれなりには達するわけで。

一方の危険度・・。

F15クラスのデモ飛行も、単機・複機何れも機動飛行ゆえ危険度は高まるが、
ブルーの方は密接飛行なため尚更危険性は高い。

それら含めると、「騒音」と「危険」のどちらが影響を及ぼすか、
人によって感覚差があるので一概に言い切れないものの、
騒音は前日までの予行フライト含めても、合計時間はそれほど長時間の積算とはならないが、
危険については、たった一度でも危険度が下がる・・とは中々ならないもの。

事実、ブルーの歴史にあたっては本番当日に悲しい事故が起きており、
トレーニングなど含めると複数回事故が起きているわけで、
新しい所では昨年も接触事故を起こしている。

個人的には一番初期のF86時代含めて、もうかれこれ数えきれないほど
フライトの回数を観て来たが、高度なテクの背景を考える時、安全への取り組みや緊張感、
決断力、チームワーク等など、あらゆるものが揃って初めてあの演技に結びつくことは
容易に想像がつく。

他方で、それをもってしてでもこうしたアクシデントが繰り返されていることにも、
目を伏せずしっかり見ていかねばならない。

それらを踏まえて、こうした『平和的な』フライト・催しが文字通り平和裏に開かれ、
望まれるのならば、見たい側や主催側による一方的な間接的圧力や、
虐げ的風潮でなし崩しに既成事実化してはならず、
ましてや永続的に開催されることを目指し求めるならば、尚の事関心がない層、
とりわけ地域住民に対する十二分な配慮、しっかりと詳細まで説明し合意を取り付ける
義務が開催側に求められ、それがあって初めて健全な開催にこぎつけられる。

小牧基地の場合、日常からどのような合意形成やプロセスがあったか不明だが、
その他の地域と比べ何らかの差異があったとするならば、特段の努力が求められるはずで、
それがどの程度あったのか、そこをきちんと精査しなければならないはずだ。

それとは別に、近年の地元での航空祭事情を観てみると、ざっくりここ5年ほどは
微妙に空気の変化を感じるわけで。
以前なら固定層によるある程度『抑制の利いた感のある』層により、
波風立てずに粛々と終えることが、次の開催へと繋げる重要な要素であるという
暗黙の認識が共通化されていたように肌で感じて来たものの、
ここ最近は明らかにある種の“イデオロギー的”背景を従えた、ルール無用の「困った輩」が
徐々に目立つようになって来ている。

そういう彼らが何をするかといえば、単に場内のルールを逸脱するだけでなく、
周辺においても迷惑な行為・・迷惑駐車、ゴミの不法投棄といった秩序の問題に加え、
反対運動をする小規模の側に対する妨害的行為にまで及ぶ輩が出て来る始末だ。

純粋な航空ファンや楽しく過ごそうとする層にとって、こういう人間が実は
最も催しの阻害要因であることをまるで認知していないし、
こうしたトラブルが積み重なれば、益々次の開催が危ぶまれるということへの
想像力というのをまるで持ち合わせていない。

以前なら、反対派や眉をひそめがちな層も年に一度の行事としてある種の抑制をもって
それでも受容して来た空気があったし、客層も至って平和的な空気を醸成したからこそ
それほど問題化して来なかった背景があるものの、昨今は徐々にその間の溝が
見え始めて来ている。

記述のように、危険性を大いにはらむこのイベントを無事に平和裏に終えるには、
何より近隣住民や関心のない層の協力や理解が不可欠であり、
どんなトラブルも起こしては次の開催が危ぶまれるという認識が絶対に必要である。
そこには当然、日頃から密接にある基地と地域との信頼関係が醸成されてなければ、
あのような催しが開催されることは不可能であり、そのことへの思慮を
来場者もしっかり認識していないとならない。

「圧倒的多数の観客が来場されるのだから、その公益性を尊重し我慢せよ」
というのはあまりにも傲慢であり、航空祭の性質をまるで理解していない。

安全性は、一定の緊張感があって初めて高まっていくもの。
その緊張感というものは、危険を懸念する層が存在することでより一層増していくものでもある。
もしも皆が何の懸念も持たずウェルカムだったなら、いつかそれは必ずや気の緩みとなる。

ゆえに航空祭には、反対や懸念する層が一定程度存在することで、
より厳格性がもたらされているという構造を理解する必要があろう。


それはそうと、この記事の内容には少々違和感を感じるのだけど・・・
過去の小牧航空祭、何度もブルーの展示飛行は実施されているが、
反対住民との間のかつての経緯、合意形成がどのようなものだったのか・・

「長年にわたり築き上げてきた基地との信頼関係を一瞬にして崩壊させた」

という文言だけ純粋に観ると、これまでの展示飛行は受け入れて来たものの、
今回なぜこうなったのか・・・あるいは毎度中止を要請してきたものなのか・・
毎度なら「一瞬にして崩壊させた」とはならない気がするのだが・・。




■ブルーインパルス飛行、春日井市や住民ら抗議 愛知
(朝日新聞デジタル - 03月18日 01:37)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3324580
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コメント

  • mixiユーザー

    mixiユーザー2015年03月19日 15:27
    毎年恒例で行われているイベントですから、開催に際しては必要な説明・手続きはなされているはずのものが、今回に限ってなぜ問題化するのか、確かにヘンな感じがしますね。右傾化に流れる世情に対する抗議の声という意味合いがあるのかもしれません。
  • mixiユーザー

    mixiユーザー2015年03月23日 11:22
    > mixiユーザー 

    騒音への苦情は毎年出ていたところに、昨年は市民団体による抗議活動があったと・・・自衛隊や基地関連の
    イベントに継続して参加されていれば、世情の変化ともいうものを肌に感じられることでしょうね。

    反対運動の活動者に食ってかかる輩、すぐにヘイトスピーチや在日特会の連中を思い出しました。東京の
    どこかの駅前で、在日特会の連中が大きな声で演説してたのに、ある高年の男性が、そんなに大声ださなくても
    いいだろうと言ったとたん、一斉にその連中がその男性に駆け寄って、アスファルトの路面に引き倒した、その
    動画をYouTubeで見たときに、これは狂っている、こんなものを社会が許容しては絶対にいけないと確信しました。
    そういう連中に通底する連中だったんでしょうね。うーん、僕もそういう場では思わず野次ってしまうほうなので、
    いっそう柔道の投げ技を磨いておいたほうがよさそうです(^o^;

mixiユーザー

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