原作小説をまた全巻読破したので、その勢いで今度はアニメの方も第一期から観ています。
『響けユーフォニアム』7話。葵の退部にショックを受けた晴香は部活をズル休みします。そんな晴香をもう一度立ち上がらせたのは、おイモを牛乳で食べるのが大好きな吹部のマドンナでありマイ・エンジェルな中世古香織なのですが…このシーンって原作には無いのですね〜いかにも香織らしい屈指の名シーンだとは思うのですが!
ここで香織は晴香が喉から手が出るほど欲しがっていた吹部にとって晴香部長の存在意義を語ってくれるわけですが、ああ、コレって香織が相手の気持ちになって相手が一番欲しい言葉を選ぶから、ちょいちょいウソとは言えないようなウソが言葉に混ざってるな〜なんてことも同時に思ったりしたのです。
原作でも短編にあった香織からあすかに送った手紙の中にあった言葉と、三年生編で香織が久美子に掛けた言葉に僅かな齟齬があったりするけど、その時々で香織が相手の事を思って出た言葉であって、その優しい言葉選びが香織らしさなんだよな〜と思うのです!
そんな香織らしさが最も出ている一期第7話のアニメオリジナルシーン、これを加えた脚本・演出の作品と登場人物たちの理解と愛情が本当に素晴らしくて…
あらためて感動して語らずにいられませんでしたw
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