【アニメ感想】響け！ユーフォニアム２ 第12回「さいごのコンクール」

『響け！ユーフォニアム２』第12回。第一期、第二期通しての最大のクライマックスである全国大会です。全編涙なくして観られないのですが…特に好きな場面をいくつか…

あすかの事をはじめ、色々な苦難を乗り越えて確実に成長を感じさせる晴香のスピーチ！勝手に親目線になって泣いてしまいますｗ


演奏直前にみぞれと久美子が会話するシーン。

原作小説でもありましたが、感情が表情に出ないみぞれがこの時ばかりは興奮しているのが、表情には一切頼らないで見事に表現されているのが素晴らしい！

個人的には、中でも久美子の横にカニ歩きで近づくみぞれの足の動きが特に好きでしたw

可愛らしすぎるwww


全国大会本番での演奏を終えて晴香、あすか、香織の三人が他校の演奏を聴かないで喫茶店に行ってしまうシーン。

「部長も副部長ももう終わりでしょ！」

と言うあすかと晴香のやりきった笑顔がたまらなく好き。色々あったけど、三年間無心に取り組んだ部活の終わる日。観るたびに泣けてきて仕方ない…


全国大会金賞に湧く他校の部員。

北宇治のメンバーが必死にやってきた日々を観ていると、名前も知らないこの子たちにもたくさんの汗と涙と感動のドラマがあったのだろうなと…

想像しただけで泣けてきます。


指揮者賞の声掛けで、思わず滝先生への想いを告白してしまった麗奈に対し、何も分かっていない滝先生の場面。

これまでの行き掛かりを忘れ、来年の雪辱を誓うよりも、色恋沙汰の同情で一息に距離が近くなり女の友情が生まれる瞬間の描写が好きｗ

麗奈の本当の気持ちを知り「ひえっ！」ってなる女性陣も良いwww


文句無しに、一番好きな場面はココ！

部員を前に部長として最後の挨拶をしている途中で、嗚咽がこみ上げてきて何も離せなくなってしまう晴香。

私がこの世代では一番晴香が好きなところです。この子が自分の苦手を押し殺し、実力以上の力を発揮してここまで部員をまとめてきた事実に涙が止まりません！！


何度観ても、何度でも感動できる『響け！ユーフォニアム』ですが、来年にはOVAで、再来年にはTVシリーズでいよいよ彼女たちの物語の続きを観る事ができるのが嬉しくてならないです。

これだけ期待しか無い作品も珍しい。再来年まで、まだ死ねないです！！