ジム・ジャームッシュ監督、フォレスト・ウィテカー主演の『ゴースト・ドッグ ('99)』を観ました。今夜はNetflixです。
日本大好きなジム・ジャームッシュ監督ならではの「葉隠」を愛読し、すっかり武士道にかぶれてしまっている殺し屋が主人公です。一瞬コメディか?とも疑いましたが、いやいや、フォレスト・ウィテカー演じる主人公は大真面目です。
屋上の鳩小屋に暮らし、仕事の依頼も伝書鳩で受けたり、まるで刀を振るうようにして拳銃をホルスターに収めたりと、ちょっぴり正気を疑うような描写もありましたけどね。
言葉にしようとするとなかなか難しいのですが、殺し屋とマフィアの戦いの映画なのですが、随所に静かだけどどことなく可笑しみがある、ジム・ジャームッシュ監督らしい日常描写があって実に良かった。
やっぱりジム・ジャームッシュ監督の作品はいいですね!
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