【映画感想】劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜 ('11)

先日観た前編に続いて後編に当たる『劇場版 マクロスF 恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜 ('11)』を観ました。ｄアニメで。

前編はまだTVシリーズの面影が残っていましたが、後編はほぼほぼ新作でしたね。
確かに劇場に足を運んで観たのですが、内容はストーリーも結末も含めてまったく覚えていませんでしたので初見と同じ気持ちです。

まず、後編を観た事でそれなりだな〜程度の印象だった前編『虚空歌姫 〜イツワリノウタヒメ〜 ('09)』もなかなか面白かったゾ！と認識があらたまりました。TVシリーズと同じ素材を使いながら、再編集と言うよりも同じテーマで違う物語を作り出したと言う感じですね。

ライブシーンは、シェリルだけではなくランカのライブも加わった事でずいぶん幅が広がった感じ良かったです。ただ、これはTVシリーズから思っていたのですが、シェリルにせよランカにせよ、未来のライブと言う事で立体映像や効果をふんだんに使っている描写がされていましたが、まるでミュージックビデオを観せられているような感じで、現地でライブを生の目で観、耳で聴いている実感はどれほどあるのだろうか？と思わずにいられません。だって観客が観ているのはCG映像がほとんどなのですよね。それではライブビューイングと大差ないのではないかと思ったり思わなかったり…

TVシリーズの『マクロスF』ではアルトの清々しい二股発言で終わってしまい三角関係に結末がつかなかったのですが、この劇場版ではちゃんと決断がされているのは高評価です。え、そっちを選ぶの？とは思いましたが、やはりミンメイでは未沙には勝てないと言う事でしょうか(笑)

４DXでは観たいとは思いませんが、また爆音上映があったら今度は劇場で観たいです！