ブライアン・デ・パルマ監督、マイケル・J・フォックス主演の『カジュアリティーズ ('89)』を観ました。当時、テレビドラマの『ファミリー・タイズ』や映画『摩天楼はバラ色に』とかで大好きだったマイケル・J・フォックスが主演と言う事で公開当時張り切って観に行ったら…あまりにも思っていたのと違っていて、かなり唖然とした記憶のある作品です。
当時大好きだったのは戦争映画や西部劇、007だったので、正直この映画の事はまったく理解できなかったな〜と思うのですが、今回は実に面白かった!そして、テーマが重い…
これが実話をベースにしているとは、と言う感じでしたが、あったのだろうなと思いますね。似たような話しは古今東西で無数に聞きますし、なにしろブライアン・デ・パルマ監督がそもそも徴兵拒否者であり、戦争だけでなく兵士に対する強い想いがあるようではあります。ありますが、作品としてはきっちり作られていて、十分面白かったです。
マイケル・J・フォックスもいつもとは違うシリアスモードな演技で実に良かったのですが、それよりも戦場の狂気に飲み込まれてしまうショーン・ペンこそが良かったですね〜
最近のショーン・ペンが出演している作品は観ていないので、また観たくなりました!
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