【映画感想】ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション

『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション('18)』をアマプラで鑑賞。正直言うと『１』があまりにも期待外れだったので本作は劇場に行かなかったのですが…なのに、なんですか！滅茶苦茶面白かったじゃないですか！！

『１』がTVシリーズの映像の再利用を無理矢理編集し、尺に合わせたかのように大胆な設定があった割に、TVシリーズを引きずりすぎていて、この調子で『ハイエボリューション』が今後も展開するのならば、もう観なくてもいいやとすら思ってしまったのです。

しかし、実際に観てみたら、今回はほとんどが新作ですし、なによりもTVシリーズの最後に明かされた世界が入れ子になっていた設定を活かして、あのアネモネの物語になっていた事にグッと来たわけです。なにしろ、私は最初のTVシリーズの頃から一貫してアネモネ推しでしたから！

外の世界少女であるアネモネと、スカブの世界のエウレカの二人が力を合わせ閉じた世界が拓く展開は、あまりにも私の好みすぎて、もうこれでシリーズ完結でよくね？とすら思ったのですが、ラストシーンで、やっぱり完結する三作目も楽しみだと思い直しました。元々は今年公開予定だったのが延期して再来年公開ですか〜楽しみです！！