（再）立場が（後半新規追記あり）

社会的「呑み会」なんて「会社の忘年会」だけ。

それがイヤ。

って人は「シアワセ」だぜ。

もっと落ち着かないツラい呑み会に出なきゃならないことなんて

人によっちゃ年中しょっちゅうあるんだぜ。

いいじゃん。年末だけ「たった一回」で済む人はよう。

俺なんか、今じゃ何処へ行っても、

「おーーー！！！wwwww　ご無沙汰ですwwwww」

って、知り合い増やして、どんな宴会でも楽しめるようになったけどね、

昔はね、

一緒に取材に同行して、同宿、同じ釜の飯を喰った、

編集さん、ライターさん、カメラマンさん、プランナーさん

が集まっている宴会、打ち上げに行く。

彼等は、そのような連帯感があって、和気あいあいと仲良く呑んで

その時の苦労話や思い出話で盛り上がっている。

そんな中、部屋に閉じこもりっぱなしで、それらの取材情報を

ずっとずっと机に齧りついて地図に描いていただけの地図屋の私が、

のこのこと呑み会に呼ばれて行く訳です。

異国へ取材に行って同じ宿、同じ釜の飯を喰った仲間達の輪の呑み会に。

その連帯感とは場違いな輩として参加するのです。

唯一、現場に行ってないスタッフとして。

その疎外感たるもの、推して知るべしです。

昔、宴会場の座敷の、私の両脇の席のデザイナーさんとライターさんが、

私を挟んで、私の前側、腹の前側で、取材当時の彼女等しか分からない

思い出話、苦労話をしてくれりゃいいのに、

あろうことか、私を挟んで、私の腰の後ろ、私のお尻の後ろ、

私を挟んで私の背中の後ろで話し込んじゃって、

っていうことになってしまったことがあるんです。

もうね。なんなのこれ？　私の向かいにはたまたま他の人もいないし。

私だけ置いてきぼりですよ。

なんてことも時々あったんです。

私の体を挟んで、私の背中をテーブルにするように会話に盛り上がってる。

なんて妙ちくりんな光景wwwwwwwwww

自社の忘年会？　可愛い過ぎます。チョロいもんです。

でも、私は根っからの祭り好き。宴会好き。

私だけ現地に行ってない地図を作っただけのスタッフだけど

頑張ってその連帯感で盛り上がった宴会に乗り込んで

一生懸命頑張って盛り上げてお話しして溶け込む努力をして

ワイワイ騒げるようになりました。

お陰様で楽しいです。ありがたいです。嬉しいです。

呑み会、何処へでも喜んで馳せ参じます！！！

それに比べりゃ、職場の忘年会なんて、

チョロ過ぎです。

今ではお陰様で、どんな仕事でも地図は私がやっているので、どの呑み会に行っても
プロデューサーさん、印刷屋さん、デザイナーさん、校正さん、カメラマンさん
誰もが顔見知りとなり、誰よりも誰もが私を知っている。

ということになりましたわい。光栄なことだ。

（2015年12月25日より再掲載）



2019年12月12日追記

7人の仕事上の呑み会でデカいテーブルの各四つ足部分の3つの足部分、
3つの角に座った二人がそれぞれ話し込んじゃって4つ目の角に座った俺が
延々ひとりぽつねんと残されたことも昔あったなあ。泣泣泣

　A　　　　　C
B デカいテーブル D
　デカいテーブル
　デカいテーブル
　デカいテーブル
　デカいテーブル E
　俺　　　　　F

こんな風に元々椅子が置いてあって
編集さんやカメラマンさんやライターさんの
AさんBさん、CさんDさん、EさんFさんそれぞれが話し込んじゃって
俺ひとり置いてけぼりの仕事上の呑み会の図wwwww


■会社の忘年会「ぶっちゃけ行きたくない」が8割超　現代人の本音、読者アンケートで判明
(Jタウンネット - 12月11日 20:10)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=241&from=diary&id=5898378

■若者以上に“忘年会スルー”したい40代の嘆き「若い人と話す意味ない」
(AERA dot. - 12月13日 11:30)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=5900445