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2020年05月30日09:28

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新東名河内川橋梁工事 山北谷峨

高速道路工事現場の巨大インクライン、5月17日。

☆=写真拡大可

山北、谷峨から丹沢方面に向かう酒匂川支流の河内(こうち)川を跨ぐ新東名高速道の橋梁工事で、工事インクラインの存在は去年夏過ぎ位のTwitterで知り近くを通る事があったので立ち寄って見たのが台風19号通過2日後。日没後でしたが終業に向けてのインクライン稼働を見る事が出来ました。
その時の日記、最後に記述あり。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1973574176&owner_id=1335677
この日記途中でJR中央線日野春駅に立ち寄ってますが僅か数ヶ月後にここが舞台のアニメを描くとは、この時は思いもよらず。

この御時世で、この現場近くの行ってみたかった施設は閉鎖中なので目標はインクラインだけという事もあり緩く気構えてたら当日起きたのがお昼前。まぁそれでも夕方前には現場到着出来るのでお昼過ぎに出発。

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☆ 河内川橋梁工事現場に到着、まずは左岸現場を上流側から。物凄く大きな足場が組まれ左のスロープがインクライン。日曜日なので休工中、現場に人気はありません。

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☆ 重機も乗る大きなインクラインで上部にプーリーが4ツ、傾斜部に見えるワイヤーは支点も含めて9本にもなりますがワイヤー本体は1本に繋がってると思われます。

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☆ お約束?のJEEPとコラボ。

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現場に近付いて・・・理由は判りませんが搬器は少し上がった所で止まってます。当然ながら一番下った位置は搬器上面デッキとゲートが同じ高さになります。

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☆ 工事現場メインゲート前から見上げたところ。結構な迫力です。インクラインの下を県道が通り路線バスも走ってます。

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☆ 搬器の軌道は理想断面レールです。周りの構造物が大きいのでレールの大きさがイマイチ判りませんが大きなものでしょう。大きな搬器ですがレールはこれと反対側の2本だけです。去年秋に見た時は太いH鋼がレールそのものと思ってましたが、その時は夜で暗くて見えてなかったようです。

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☆ 搬器とゲート。

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☆ 搬器の車輪。直線しかないので首振り台車構造ではありません。車輪右側には浮き上がり防止用のガイド車輪で、こちらはレール下のH鋼に掛かってます。

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☆ 下を潜る県道からインクラインを裏からと、ちょっと珍しいアングルが見られます。

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丁度やって来た新松田行きの富士急バス。場所と季節柄、普通ならハイカーが一杯乗車してると思うんですが気の毒な位ガラガラです。

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☆ インクラインを下流側から。何か物凄く複雑に見えるトラス類。

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☆ 県道から下流側。

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☆ 対岸右岸の工事足場。こちらも大きなものでデッキレベルにはトンネルのようなものも見えます。高速道は右岸をトンネルを出て河内川を渡り左岸でも、すぐトンネルに入るルートかな?と、この時は思ってましたが、実は全然違うと後で知る事になる訳ですが・・・

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☆ 県道の河内川の橋、川西橋上から。向きの関係で、こちらからはあまり良く見えません。

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☆ 元学校奥の右岸から見た現場。

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☆ インクライン搬器。少し上がった位置で止まってるので一番下がると半地下状態の位置になる事が判ります。

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昭和感たっぷりの元学校校舎。敷地は工事関連の詰所?になってるようでした。

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☆ 時間もあるので左岸現場の上部から見てみる事に。集落と茶畑があり、対岸の右岸も同じような感じです。

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☆ 対岸の右岸にはトンネルが見えてますが、これは右の谷筋から、ここのデッキに出るた為の工事トンネルで、その右が本線トンネルか? 手前の左岸側空き地が東京側に続くトンネル入り口予定地か?と、この時は思いましたが・・・ 手前デッキ(左岸足場)右のゲートがインクライン上部ゲート。まぁ予想通りインクラと同じ斜面からではインクラは何も見えません。

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左岸の山の中腹集落で見かけた少し可愛らしい看板。

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同じく火消しポンプ小屋。

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☆ 続いて右岸中腹の集落へ。こちらは狭い急坂道で、ちょっと緊張。ジープを止めた場所にあった消火栓。ジープを降りてから気付いたのは、この直前に開いたままの鎖ゲートがあり、丁度トラックが降りてきてゲートを閉じてました。「閉めますよ」と声を掛けられたけど、これより奥は集落が無い場所なのに何故か余所者に無警戒? 後で知りましたが、この道の上り詰めた場所が、どうも城跡史跡なので時々そういったマニア?が来てて山間の行き止まり小集落だけど余所者が居ても珍しくないのかも?

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☆ 右岸の茶畑の道からインクラインを眺めますが地形の関係上全体が見える場所は無く、適当に登った道から撮影。

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☆ インクラインデッキより遥か上部に左岸東京側のトンネル掘削予定のポータルらしいものが見えてます。だとすると右岸側のデッキレベルでトンネルが続くとなると短い距離で標高差があり過ぎ、高規格道路としてはあり得ない急勾配となってしまいます。どーなってんの??

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☆ 広角で見ると左がインクラインのある新東名河内川橋梁左岸デッキ、右端の赤い橋が東名下り線の酒匂川橋、東名開通記念切手にもなった橋で、その上奥に見える白いコンクリ橋は東名上り線。

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☆ 戻り時に何気に脇道へ少し入ってみたら工事モノレールが敷設されてました。

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☆ ミカン畑等で見られるような小型のタイプ。

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☆ 下は、どこへ通じてるのか・・・新東名の工事現場?

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☆ 上の方向にも線路が伸びてます。新東名工事の調査用? 後で知った山の上の城跡史跡の発掘関連??

帰りは20時前に適当な場所で夕食。途中、京王線と交差するルートで、少し脇に行くと今年春に新設された調布駅近くのタコ滑り台へ行けるので下見に。すぐ見つかりましたが、この騒動でタコのSM緊縛状態。こーゆーのって何か違うと思うんだけど・・・ ついでに比較的最近気付いた所沢街道沿い東久留米のタコ滑り台も下見に。こちらも残念ながらSM緊縛でした。これらタコモノは後日行く事にします。

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☆ さて、帰宅後に新東名河内川橋ってどんなの?と調べると、私メの予想の遥か上をいくものでした。画像は建設通信新聞HPより。左岸トンネル出口位置は私メの見た通りでしたが右岸側はトンネルではなく尾根上を跨いで西に向かうもので完成すれば国内最大級のクラスのコンクリート特殊アーチ橋の河内川橋となり河内川両岸のデッキはアーチ橋の基礎工事部で工程ではガレの垂直落下の為のグローリーホールも存在するらしい・・・と、まるで鉱山。しかも今年度中の完成予定とあるので、今後は急激に橋梁が姿を表すようになるんでしょうか。

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☆ もう一つ・・・地形図の間違い。民間の地図は普通、地形図を元に作られていくものですが・・・左の地形図上部の赤丸内、県道から右の道ですが右のグーグルマップの道が正解。現地でこの道に入った時、道の付き方が地形図と違うので「?」となりました。
それと地形図下の緑丸内、集落内の道などは省略されてしまう事はありますが、右のグーグルの緑丸内、判りにくいけど直線の南北道から左に入る道は戻るような急角度で入る道で地形図には省略道を考慮しても、これが描かれてません。これも現場で一瞬悩みましたヨ。現場に持って行ったのは地形図のプリントでしたからあせあせ(飛び散る汗)


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