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2020年05月05日06:00
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西武鉄道安比奈線跡 1
4月12日、54年の休線処置の後、3年前に正式に廃止された西武鉄道安比奈線跡に鉄道連隊を観る。
☆＝写真拡大可
3月22日の高雄 梅の木平林用軌道跡探索の続きで安比奈を訪れた時、4年前に見つけてた鉄道連隊刻印レールが思い違いから見つけ出すことが出来なかったので、その復讐戦。
その時の訪問記
https:/
今回はバッチリ予習してきたので大丈夫！ 今回は4年前の探索時の写真も交えてみます。
☆ 現場近くで知人と合流、現場に到着。ミリタリービークルのミーティングじゃないからねっ
☆
☆ ポイントど真ん中に樹の手前に測量棒でバッテンしてありますが、多分何かの意図的で置かれてるっぽいです。3月の時点では置いてませんでした。
☆ 今回はお浚いして来たので鉄道連隊陽刻を難なく再発見。3月時点で見てた場所より5m位しかズレてないんですが4年前と違って軌道上は藪になってたので・・・
☆ 少し掘って下草を刈り取り軽く磨いて・・・目的達成！
こんな小さな刻印です。西武新宿線上井草駅下りホームの古レール屋根支柱にも同じ刻印はありますが、こちらはペンキで塗り潰されてて不鮮明なので、これが一番鮮明な史跡となります。
☆ 鉄道連隊陽刻のメーカー刻印、八幡製鐵所 30kg/m（No.60の刻印） 1910年製。
☆ 4年程の間にすぐ横の竹藪に、すっかり飲み込まれてしまった状態。たまたま小径が通ってたので藪刈りは、あまりせずに済みました。
☆ 線路を挟んで反対側からですが同地点の2016年4月16日、下草もこの程度だったので鉄道連隊刻印は、すぐ見つける事が出来ました。
☆ ことらも同地点2016年3月6日、八幡刻印のレールが見えるところ。現在は藪に戻ってます。
☆ 鉄連刻印レール奥の竹藪を回り込んだ入間川上流側、4年前のここは乞食の家があったりでレール類は判りませんでしたが、今回はポイントが露頭してます。
☆ 似たような場所の反対向き、入間川上流向きの2016/3/6。この架線柱類が全て撤去されて現在は1本も建ってません。
☆ 2枚上のポイント線とは別線の線路露頭部。
☆ 似た場所の2016/3/6。ここも整地される前は車道以外は凄い藪でした。
☆ 同じ場所の2016/3/6、上流方向で次写真のコンクリピア付近。線路が大きく2方向に別れてた事が判り、その間にナロートロッコ軌道線の砂利落とし線＝現在のコンクリピアがあります。レールは残るものの深い藪に埋まりトレース不能なので架線柱が撤去された現在、こういった構内配線も解らなくなるのも時間の問題ですね。
ナロートロッコ軌道線の砂利落とし線跡のピア。
コンクリピアの残存も2箇所だけかと思ったら藪の中に幾つか埋まってました。
☆ その先に続く線路。オフロードコースになってて4年前よりレールが露頭してますが埋まってしまった感も。周りではカスタムジムニー等が遊び回ってます。
☆ 同じ場所の2016/3/6。まだそんなにオフ車コース化してなかった時代。
コースの片隅に唯一放置されてる折れた架線柱（これは2020年撮影ネ）
☆ 同じ場所。
☆ その少し先で見付けたナロー軌道の軽レール（画面中央少し右下）。私メ的に覚えてる限りでは安比奈で初めて見るトロッコ軌道のレールです。深く埋まってるので動くけど抜けません。オフトライアルでは危険な障害になるのか塩ビパイプが被せられて注意発起されてたので見つける事ができました。
☆ 機関車が入線してただけあって9kg/mレール。その機関車も元鉄道連隊のドイツ・コッペル社製Eタンク・ルッターメーラー式SLでしたからねぇ。内燃機関車も、よくある？加藤4〜5tクラスDLも活躍してましたがドイツ・ルールタール製と、ここ以外では殆ど見かけないような機関車も居たそうで、そんなのがこのレールの上を通過してたと思うと・・・
SLの1両はドイツに里帰りの上、保存団体でフルレストアを受け、現在は鉄道連隊のマークを付けた上で動態保存されてます。ちなみに安比奈のトロッコ軌道線は国内標準の軌間610mmではなく鉄道連隊資材流用の関係から軌間600mmだったそうです。もっともヘロヘロの線路ではポイント以外では僅か10mm程度の軌間差って問題なさそうですけどね
この先の線路は殆ど藪に埋まってしまってるので、この日はここで引き返しましたが、少し先の藪に埋まったポイントに皇紀年号刻印のレールが在るのを忘れてた・・・
でもコレを見ようと思ったら、結構な藪刈りを覚悟せねばならんですが
☆ 参考までに、この日は行きませんでしたが車庫跡のピットの2020/3/22。
☆ 同じピットの2016/3/6のもので判り難いけど画面中央に架線柱が1本建ってて、これを目標に線路を周りから辿る事が出来ました・・・線路自体は藪が深くて、この時点でも辿れませんでした。現在は、この架線柱が無くなってるので藪の中のピットが見つけられなければ線路自体が全然判らない状態になってしまいますねぇ。
☆ ここまで戻ってきて、今度は反対側、入間川下流側、安比奈線南大塚寄りを少し。
☆ オフバイクコースの隣りの線路。この先も4年前はジープで普通に走れましたが現在は、この状況。まぁこの程度ならジープで問題なく走破できますが、今日はトレイルが目的じゃないんで
☆ 八瀬大橋の道路を過ぎた先の堤防までの間の線路に見られる生物呑み込まれレール。
☆ 入間川堤防に面した池部用水橋梁。一時期遊歩道として開放されてたので踏板が敷かれてましたが現在は厳重な柵が作られ板は撤去。
☆ 2016/3/6の池部用水橋梁、まだ遊歩道時代の踏板が残存してた。
☆ 池部用水鉄橋サイド
ガーターの支材に見られた刻印、天地逆だけど多分海外製。
続く
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2020年公開リスト
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☆＝写真拡大可
3月22日の高雄 梅の木平林用軌道跡探索の続きで安比奈を訪れた時、4年前に見つけてた鉄道連隊刻印レールが思い違いから見つけ出すことが出来なかったので、その復讐戦。
その時の訪問記
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今回はバッチリ予習してきたので大丈夫！ 今回は4年前の探索時の写真も交えてみます。
☆ 現場近くで知人と合流、現場に到着。ミリタリービークルのミーティングじゃないからねっ
☆
☆ ポイントど真ん中に樹の手前に測量棒でバッテンしてありますが、多分何かの意図的で置かれてるっぽいです。3月の時点では置いてませんでした。
☆ 今回はお浚いして来たので鉄道連隊陽刻を難なく再発見。3月時点で見てた場所より5m位しかズレてないんですが4年前と違って軌道上は藪になってたので・・・
☆ 少し掘って下草を刈り取り軽く磨いて・・・目的達成！
こんな小さな刻印です。西武新宿線上井草駅下りホームの古レール屋根支柱にも同じ刻印はありますが、こちらはペンキで塗り潰されてて不鮮明なので、これが一番鮮明な史跡となります。
☆ 鉄道連隊陽刻のメーカー刻印、八幡製鐵所 30kg/m（No.60の刻印） 1910年製。
☆ 4年程の間にすぐ横の竹藪に、すっかり飲み込まれてしまった状態。たまたま小径が通ってたので藪刈りは、あまりせずに済みました。
☆ 線路を挟んで反対側からですが同地点の2016年4月16日、下草もこの程度だったので鉄道連隊刻印は、すぐ見つける事が出来ました。
☆ ことらも同地点2016年3月6日、八幡刻印のレールが見えるところ。現在は藪に戻ってます。
☆ 鉄連刻印レール奥の竹藪を回り込んだ入間川上流側、4年前のここは乞食の家があったりでレール類は判りませんでしたが、今回はポイントが露頭してます。
☆ 似たような場所の反対向き、入間川上流向きの2016/3/6。この架線柱類が全て撤去されて現在は1本も建ってません。
☆ 2枚上のポイント線とは別線の線路露頭部。
☆ 似た場所の2016/3/6。ここも整地される前は車道以外は凄い藪でした。
☆ 同じ場所の2016/3/6、上流方向で次写真のコンクリピア付近。線路が大きく2方向に別れてた事が判り、その間にナロートロッコ軌道線の砂利落とし線＝現在のコンクリピアがあります。レールは残るものの深い藪に埋まりトレース不能なので架線柱が撤去された現在、こういった構内配線も解らなくなるのも時間の問題ですね。
ナロートロッコ軌道線の砂利落とし線跡のピア。
コンクリピアの残存も2箇所だけかと思ったら藪の中に幾つか埋まってました。
☆ その先に続く線路。オフロードコースになってて4年前よりレールが露頭してますが埋まってしまった感も。周りではカスタムジムニー等が遊び回ってます。
☆ 同じ場所の2016/3/6。まだそんなにオフ車コース化してなかった時代。
コースの片隅に唯一放置されてる折れた架線柱（これは2020年撮影ネ）
☆ 同じ場所。
☆ その少し先で見付けたナロー軌道の軽レール（画面中央少し右下）。私メ的に覚えてる限りでは安比奈で初めて見るトロッコ軌道のレールです。深く埋まってるので動くけど抜けません。オフトライアルでは危険な障害になるのか塩ビパイプが被せられて注意発起されてたので見つける事ができました。
☆ 機関車が入線してただけあって9kg/mレール。その機関車も元鉄道連隊のドイツ・コッペル社製Eタンク・ルッターメーラー式SLでしたからねぇ。内燃機関車も、よくある？加藤4〜5tクラスDLも活躍してましたがドイツ・ルールタール製と、ここ以外では殆ど見かけないような機関車も居たそうで、そんなのがこのレールの上を通過してたと思うと・・・
SLの1両はドイツに里帰りの上、保存団体でフルレストアを受け、現在は鉄道連隊のマークを付けた上で動態保存されてます。ちなみに安比奈のトロッコ軌道線は国内標準の軌間610mmではなく鉄道連隊資材流用の関係から軌間600mmだったそうです。もっともヘロヘロの線路ではポイント以外では僅か10mm程度の軌間差って問題なさそうですけどね
この先の線路は殆ど藪に埋まってしまってるので、この日はここで引き返しましたが、少し先の藪に埋まったポイントに皇紀年号刻印のレールが在るのを忘れてた・・・
でもコレを見ようと思ったら、結構な藪刈りを覚悟せねばならんですが
☆ 参考までに、この日は行きませんでしたが車庫跡のピットの2020/3/22。
☆ 同じピットの2016/3/6のもので判り難いけど画面中央に架線柱が1本建ってて、これを目標に線路を周りから辿る事が出来ました・・・線路自体は藪が深くて、この時点でも辿れませんでした。現在は、この架線柱が無くなってるので藪の中のピットが見つけられなければ線路自体が全然判らない状態になってしまいますねぇ。
☆ ここまで戻ってきて、今度は反対側、入間川下流側、安比奈線南大塚寄りを少し。
☆ オフバイクコースの隣りの線路。この先も4年前はジープで普通に走れましたが現在は、この状況。まぁこの程度ならジープで問題なく走破できますが、今日はトレイルが目的じゃないんで
☆ 八瀬大橋の道路を過ぎた先の堤防までの間の線路に見られる生物呑み込まれレール。
☆ 入間川堤防に面した池部用水橋梁。一時期遊歩道として開放されてたので踏板が敷かれてましたが現在は厳重な柵が作られ板は撤去。
☆ 2016/3/6の池部用水橋梁、まだ遊歩道時代の踏板が残存してた。
☆ 池部用水鉄橋サイド
ガーターの支材に見られた刻印、天地逆だけど多分海外製。
続く
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