1年前の2018年11月11日の探索。東京大学秩父演習林 滝川森林鉄道線の樹木園下〜終点直前の豆焼橋を歩く、その1。
☆=写真拡大可
知人のリクエストから10年以上ぶりの大滝線入り。整備された軌道跡遊歩道の現在はとうなってるのでしょう。崩落箇所無く豆焼橋まで行けるのか・・・?
この滝川線跡の整備はR140工事に関連して演習林内歩道として使われてた軌道跡が、各所で崩壊した関連の保証として確か1990年代に整備されたものです。でも川俣〜樹木園下は未整備のままです。
☆ R299で西武秩父線丸正駅に差し掛かるとモノレールを用いての法面工事に遭遇。起点駅と軌道、左奥が正丸駅ホームになります。似たような西武線法面工事モノレールを正丸トンネル先の隣駅、横瀬駅で見たなぁと調べたら2016年11月と随分と前でした。
☆ モノレール機関車。偶然奥に止まってる同じ色のシャベルカーアームと重なってしまったので、モノレール車にアームが付いてるような錯覚が。
☆ 軌道は正丸トンネル上を回り込み・・・
☆ 斜面側を回り込んで来て画像中央少し左で終点。2016年の横瀬駅の工事の時より、距離ははるかに長いです。この工事モノレール、半年後には綺麗サッパリ消えてました。
秩父、大滝を通り東大演習林施設のある川俣(川又)に着くと国道沿いの民家が解体され軌道跡が、よく見えてます。
☆ 民家の裏の庭みたいになってる小道が軌道跡。演習林寮前からの逆勾配区間になります。この斜面の並びの民家は、とうとう1軒だけになってしまいました。
☆ 軌道跡周辺のあちこちに外されて何かと流用されてるレールが見えます。
☆ 川俣から下流の二ノ瀬方面の軌道跡。結構な逆勾配で現役時は積載運材列車を1組ずつにバラしてから機関車で引き上げたそうです。
R299を暫く走りトンネル先が樹木園入り口ですが何の案内もありません。久しぶりに来ると防護網&フェンスがありましたが歩道部を開けたら閉めるの原則に従って。
☆ 5分も坂を下っていくと滝川線の軌道敷跡が見えてきます。
☆ 樹木園歩道と軌道跡の接点。林鉄現役時代は、ここが樹木園入り口だったところ。
☆ 防護網は開けたら閉めるの原則。右のコンクリ台は軌道現役時に木製の「樹木園」標識が立ってた跡。
☆ 樹木園旧入り口、左下が軌道跡で中央の急坂が樹木園内の歩道。
☆ 同じく樹木園旧入り口。以前はこの位置に土砂で半分埋まったレール1本・・多分スパイクに固定されたもの・・がありましたが防護網工事の時に外されてしまったようです、残念。
☆ 樹木園から下流方向の軌道跡。狙ってた訳ではありませんでしたが丁度紅葉が綺麗な時期でした。こちらの下流側は帰り時に行く事にして、まずは上流の豆焼橋方面へ向かいます。
☆ 先程樹木園歩道から見えてた木橋。歩道整備前は軌道木橋は崩落したのか何も無かった記憶が。
☆ 結構高い石垣。
☆ 整備前は橋が崩落して何もなく、沢の岩場も急斜面の上にヌルヌル、滝川本流まで約40〜50mの崖に近い急斜面で、当時はここで引き返すしかありませんでしたが、現在は木橋が架けられ、何の問題なく通れます。
☆ 軌道時代の鉄橋が、そのまま使われてる沢。樹木園はここまでのようで、この直前で軌道跡横の防護網は離れて無くなります
☆ レールを曲げてのデッキトラス橋で旧軍鉄道連隊の鉄橋流用と言われてた時代もありましたが実際には東大で製作もの。
☆ これは整備時に架けられた木橋。
時々ですが枕木も見られ、犬釘も刺さったままです。
これも整備時の木橋、ものすごい崖の途中にあり、整備されなかったら私メは絶対に行けないであろうという場所。
☆ 軌道時代の鉄橋を使った橋。
☆ 上と同じ鉄橋を斜面側から。物凄い絶壁で歩道踏み板が無ければ私メは絶対通れない・・
☆ 軌道時代のレール材のデッキトラスの外側にH鋼を使った補強?がされてました。
☆ 何とも特徴的?な小切通し。
☆ 軽くオーバーハングしてる道床。
☆ こちらは整備時に架けられた鉄橋。現役時は木橋だったのか?
法面の大木が倒れ地面が割れていた。
☆ 短い切通し。
☆ これも整備後の鉄橋。
続く
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