周囲の面々が既に鑑賞済みで、好意的感想ばかりでしたので観てきました。
さいたま新都心のMOVIX調べたら今日は午前１０：３０の一回きり。
これは逃してはならぬとキッチリとアラームかけて起床、無事にミッションコンプリート。
以下、ネタバレ含む可能性ある感想なので、見たくない人はここでターン。
いつもの箇条書き。
そして改行。
・そもフランス映画観たのが凄い久しぶり。何年ぶり？なんか随分前に暗ーいのを観た記憶が。以来フランス映画ってこうなんやーみたく敬遠気味だったんですが、なんだ、フランスもこういうの作れるんだって目からウロコ。
・完成度は正直驚かされました。何この原作リスペクトっぷり。何年か前に日テレ系のドラマで「エンジェルハート」やってましたけど、もう落とし込みっぷりでは完全にこの映画の勝ちと思います。
・確かにあちこちアレンジは加わってるんですけど、それが原作ファンにはイヤにならない程度にとどめていますね。これって凄いことかと。原作にはないブラックジョークは散見するも、それも良いスパイスで納得のできる差別化になってました。
・海坊主はほんと海坊主。声も玄田氏だからもう余計に。
・ストーリー的にうまくリョウのスケベさを封じたのは凄く評価高いです。ややもすると「もっこり」連発のエロシーン数珠つなぎになりかねないのを、設定を絡めてうまくバランス取ってました。実写でエロシーンが長いとやっぱ印象変わりますしね。
・ゲストの仲間キャラは原作に全く出てこない人達なんですが、この人たちはフランスだと結構な地位の方達なのかな役者的に。今回の出演については違和感覚える程出しゃばった感じはしなかったのでそこは及第点というとこか。
・リョウ役兼監督のフィリップ・ラショーはいい仕事したと思います。ファンであり監督であり役者である、という立場でよくぞこれを作った！と賞賛。
・海坊主、冴子の声がアニメのままというのはサムズアップ。（ぐっ
・劇場は今日一回こっきりの上映、というせいかは不明ですが結構な人数入ってました。両隣に空席がある席はないくらいに。客層もこの映画を観たがるというのはそれなりに作品に愛着がある人なので、劇場においても基本行儀良かったと思います。前の方に座ってた老人は明らかに時間つぶしで入ったジジババはホント誰か教育してやって。EDテロップ中に帰るのはせめて中腰で出ていけって。
・作品の脚本（翻訳）がうまいせいか、上映中何度か笑い声がこぼれてましたが、これは作品の勝ちなので無問題。ただね、私の隣の男性（３０代くらい、多分ヲタ）がね、笑いの沸点が低いのかクスクス笑うんですけどね。その都度「〜かよ」みたいな独り言をボソボソ呟くのが困りました。応援上映ならいいけど、こういうとこで独り言は気をつけたまえよ。そういうとこやぞ自分。（一人映画してるの）
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