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2019年09月24日00:36

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TASCAM DR-40

昨年の8月に
アナログ音源をデジタル化する目的で
TASCAM の DR-05 というICレコーダーを買った旨を
この日記に書きましたが、
一年経って今度はその上位機種である DR-40 を購入してしまいました。
わずか一年そこそこで上級機に乗り換えるのであれば、
はじめから DR-05 でなく DR-40 を買っておけ、という話ですけれども、
それにはこの一年の間に起った2つの状況の変化が関わっているのです。

1つは、TASCAM のこのシリーズ(DR-05,DR-07,DR-40)に
今年に入ってから末尾に「X」がつく新機種が投入されたこと。
そのXシリーズは、パソコンなどにUSB接続して
外部マイクとして使える新機能が付いたという以外は、
今までの機種と変わらないシロモノらしいのですけど、
ユーチューバー御用達のこのシリーズらしく、
動画を作成する人にとっては重宝な新機能なのでしょう。
ライン入力が目的でマイクを使う気のない私には
この新機能はあまり関係が無いのですが、
新機種が出たおかげで、旧機種が値下がりしまして、
今回購入した DR-40 などは去年の今時期に比べて
最安値ベースで3000円ほども安くなりました
(ただ「X」シリーズが出たからと言って、
 従来の機種を引っ込めるわけではなさそうで、
 DR-05 は最近また新バージョンがリリースされたようです)。
これが状況の変化の1つ目。

そしてもう1つが、私の心境の変化なのですけど、
今年のはじめに パイオニアのデジタルオーディオプレーヤー
XDP-30R を購入しまして、
その4極バランス接続のイヤホン端子の音が良かったので、
通常の3極のミニプラグがあまり信頼できなくなってしまったのですよ。
DR-05 の外部入力はその3極のミニジャック。
DR-05 で録った音がイマイチパッとしないのはこのためではないかと
思いはじめてしまいました。
一方の DR-40 の外部マイク/ライン入力はXLR(キャノン)端子。
XLRは左右がそれぞれ3極ずつ合計6極の、
私が使うとしても普通のRCAの赤白のピン端子に変換しなければならないという
明らかにオーバースペックな贅沢極まりない端子なのです。
しかも DR-05 は一年前の日記にも書きましたが、
外部入力がマイク入力のオマケ程度の扱いで、
途中にボリュームや抵抗を噛ませないと入力過多になったのに対し、
DR-40 はちゃんとしたライン入力機能が備わっていて
再生機から出た素の音を受け止めることができます。

と、そんなこんなで、今回 DR-40 を購入した次第。
XLRとRCAの変換ケーブルも同時購入して13,000円ほど。
すでに持っている DR-05 が丸々無駄になるので
散々迷ったのですけど、
まぁ、DR-05 もこの一年間結構使って元は十分取ったでしょうし、
サブ機として持っておけばまた使う機会が無いとも限りませんし。
フォト

DR-40 と DR-05 の外見を比較すると、
写真ではそれほど大きさが変わらないように見えるかもしれませんが、
手に持ってみると印象がずいぶん違いまして、
DR-05 はポケットにギリギリ入る(ちょっと嵩張りますけど)サイズで、
DR-40 はポケットに入れようと最初から思わないサイズ、といったところ。
さらに DR-40 のほうは、ライン入力時にごっついXLR端子が付くのですから、
ICレコーダーというより、いっぱしの録音機材といった感じです。

以前 DR-05 を使って録音したことがあるのと同一のアナログ盤を
DR-40 でも録音して比較してみたところ
(録音条件を全く同じにできたかどうかはわかりませんが)、
確かに DR-40 のほうが良い音で録れました。
DR-05 は高音がボンヤリして、ちょっと籠って聴こえます。
せっかく散財したのですから、多少は良くなってくれないと困ります。
これでホッと一安心。
パソコン本体に載せているサウンドボード
クリエイティブの"Sound Blaster 5.1VX"で取り込んだものより
DR-40 のほうが高音がシャキシャキ出ています。
高音さえ出ていれば高音質というわけではありませんけど、
とりあえず、今後アナログ音源のデジタル化に関しては
この DR-40 に一任してもいいかと思われます。
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