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2018年11月03日19:07

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ジャーナリストって何?

別にバッシングする気もないし、擁護する気もないんだけど。
「ジャーナリスト」って、なんかかっこいい職業みたいに思えるから誤解されてるんではないかと思うことはある。

ジャーナリストと言ってもピンからキリまでいる。
大手新聞社やテレビ局の記者たちは、エリートのジャーナリスト。
一般的にいうジャーナリストのイメージは、こういう人たちだと思う。高学歴で語学に堪能で、国際情勢に明るくて…、というイメージ。

でも、大半は違う。
フリージャーナリストの大半は、学歴も経歴も知識も、それこそ玉石混交。おそらく石の方が圧倒的に多い。
ただ一つ言えるのは、危険な地域に一番乗りできれば、注目され、大金を稼げるということ。
前のイラク戦争の時も、レポートも下手、視点も大したことのない自称ジャーナリストが報道に出てたことがある。
これは、大手マスコミが本当の危険地域には行かせられないので、一番乗りした命知らずのフリージャーナリストに金を払ってレポートを買っていたのである。

使い捨てにされることはわかっているが、どうあがいても大手マスコミなんかからは相手にされない人たちが、大手マスコミに出られて大金を稼げるチャンスだから、危険な地域に行きたがるフリージャーナリストが出てくるわけである。

だから、自己責任だの、なんでそんなところに行ったんだのと言っても仕方ないのである。資本主義とはそういうものなのである。
報道だって所詮は娯楽、その娯楽を高みの見物で金を払ってみてる人間がいて、その娯楽を与えることで稼いでいる会社があって、その会社とつるんでいる政府があって、普段はそういう構造からはじき出されてるような人間が、非常事態をチャンスと思って命がけで参入する、という古代ローマの「パンとサーカス」というか、部分的な戦国時代というか、そういうことでしょ?

だから、高みの見物でバッシングしたり、擁護したりしてるのは、どっちも的外れということです。
この人は、ほとぼりが冷めたころに、この経験をネット漫画か何かにしたらいいんじゃないかな、と思います。

安田さん「行くのは自己責任」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5359162
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