え?JR東日本が運営するグランスタ東京が仙台駅で期間限定の出張販売をやったんだね。

先程、録画していたテレ東のガイヤの夜明けを観ていたら、JR東日本の特集をやっていました。

　JR東日本と言えば、鉄道だけでなく、ルミネ、グランディオ、アトレ等の駅ビル、エキュート、ディラ、グランスタ東京等のエキナカ、ホテル等の非鉄道部門が多い会社というイメージがありますね。

　番組冒頭では、去年、8月に東京駅構内に増床オープンしたエキナカのグランスタ東京がオープン当時、行列が出来、大盛況だったという所から始まりました。
菓匠三全の萩の月の東京駅限定品等、東京駅限定の店が数多く出店し、話題になりました。
　ところが、コロナ禍の影響で、通勤や観光客が激減し、閑古鳥が鳴く状態になったそうです。

　そこでグランスタ東京の再生を図る為、「待っていても来なかったらこちらから出向いていこう」との事で新幹線の空いたスペースを利用し、グランスタ東京の商品を新幹線で運んで、仙台駅のステンドグラス前に特設会場を作り、「グランスタ東京in仙台」という看板を付け、販売を開始した所、凄い行列が出来たそうです。
　中でも地元仙台の菓匠三全の萩の月の東京駅限定品が飛ぶように売れて、相当用意したにもかかわらず完売したそうです。
　菓匠三全の担当者は、「元々、宮城県から新幹線に乗って買いに来る人がいた」との事で、宮城県の人からも人気があった」と言ってました。

　他には、山手線のターミナル駅で無い駅に変わった駅ビルを作る事によって集客を図ろうという試みや青梅線の「白丸駅」という無人駅に空き家を活用した秘境のホテルを作り、期間限定で客を呼ぶ企画も始めたという話題もありました。

　JR東日本の社長は、4500億の赤字に転落し、「今後はコロナ前に100％戻る事は考えられないので、新しいビジネスモデルを作っていきたい」と言っていました。