え?原宿に元ヤンキーを再生する「ハッシャダイ」という会社があるんだね。

昨日、録画していたテレ東のガイヤの夜明けを観ていたら、「元ヤンキーを戦力に」という特集をやっていました。

　以前、がっちりマンデーで元ヤンキーを屋根職人にする会社があるというのをやってましたが、職人ではなく、営業マンとして送り出す会社でした。

　この会社の社長は、勝山さんという未だ25歳の若い人で、自身も元ヤンキーだったようですが、その後、見返してやろうと思い、小学生用のドリルで勉強して、元ヤンキーの再生を手助けする会社を立ち上げたそうです。
　また教育担当は、池上さんという方で、工業高校を卒業する時、仕事がブルーカラーの仕事ばかりで選べないのが不満だったそうで、勉強して不動産会社に就職し、営業成績もトップクラスになり、ハッシャダイに入社したとの事でした。

　この会社の仕組みは、元ヤンキーに求人を出し、専門の寮に入ってもらうのですが、食事、光熱費は会社が用意する代わり、10時から19時までスマホのアプリのアポを取る仕事を半年間インターンでやってもらうとの事です。その間、採用したい企業があれば面接もしてくれて、決まれば卒業し各々の進路に進んでもらうという事です。契約が取れると歩合で手当てが支給されるという事です。インターン期間中は、アポが取れない人には、池上さんが、上手く話を出来るアドバイスをしてくれ、モチベーションを維持させていました。
　正直、半年間続けるのはきついと思いました。私なら半年どころか1か月持たないでしょうね。中には資質が高い子もいて、若いのに私よりずっと人間力があると感じた子もいましたね。
　
　今回の取材では、18人が入り、5人脱落し、3人が就職が決まったと言っていました。
今は大企業でも「大卒でもなくても、困難を乗り越える事が出来れば、採用したい」と戦略を変えてきたようで、今後もそういう採用が増えてくると思います。
　大卒も今は、普通免許位の価値しかなくなりつつあるので、油断していると元ヤンキーに抜かれてしまうと感じたのは私だけではないと思いますね。