先程、録画していたテレ東のカンブリア宮殿を観ていたら、コパ・コーポレーションという実演販売の商品販売と人材派遣をやっている会社の特集をやっていました。
番組では、ライバルの『テレ朝の「警視庁捜査一課長」のドラマのモデルになった』とは口が裂けても言わないでしょうが、おそらくこの会社がモデルになったと思われます。
実演販売は、昔は東京の秋葉原の「アキハバラデパート」の前で行うのが甲子園的な存在で、一匹狼が多かったそうです。「ガマの油売り」「バナナの叩き売り」が有名ですが、今はもっと生活に必要な掃除道具や調理道具のような地味な販売が多いそうです。
このコパ・コーポレーションは今年、マザーズに上場を果たしたそうですが、社長の吉村泰助氏は、国学院大学在学中に演劇部のサークルに入っていて、度胸づけの為に実演販売をするのが伝統だったそうで、実演販売のプロの世界に入ってから、一匹狼の販売員を集め、会社を設立したそうです。
ここには多数の実演販売の販売員が所属していますが、皆、「レジェンド○○」のように必ずちゃっちネームが付いているそうです。
ちなみに幹部の「レジェンド○○」氏は、1日最高2億円売り上げる稼ぎ頭だそうです。
以前は東急ハンズ等の店内で販売する手法がとられていましたが、今回のコロナ禍で実演販売が完全自粛になり、その代わりリモートによる実演販売やテレビ通販に出演して販売する手法、ユーチューブによる動画配信にシフトしているんだそうです。
社長の吉村氏も「今年はパラダイムシフト(転換期)になった」という事です。
東京スカイツリーに独自の販売店を作ったのですが、リモート実演販売と本当の実演販売を組み合わせて行う等、逆境を跳ね返すやり方で落ち込みを防いでいます。
コロナ禍でもネットや通販は増えているので、そういう意味では影響が少なかったかもしれません。
また番組の後半では、「効果や使い方がわからない商品でもしっかり説明を出来れば売れる商品に成りうる」と言っていたのが実演販売の醍醐味だと思いましたね。
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