木曜日、日テレの秘密のケンミンSHOW極を観ていたら、京都の特集をやっていました。
総集編でほとんどが再放送でしたが、最初に出てきた「おばんざい」の話が面白かったです。
おばんざいと言うと京都を代表する食べ物というイメージがありますが、京都の人にインタビューすると「おばんざいの定義がわからない」と言っていました。
おばんざいの写真を見せると「炊いたん」だと言ってました。しかも単体の「炊いたん」はなく、「九条ネギと鶏肉の炊いたん」のように「○○の炊いたん」というのが常識なんだそうです。「煮物」ともちょっと違い、具材を纏めて煮るのが「煮物」で素材を1種類毎に似るのが「炊いたん」と言うそうです。関西の出汁で煮るので、出汁が効いていて美味しいそうです。
なので「おばんざい」という呼び名が最初からあったわけでなく、後で「おばんざい」と呼ぶようになって、観光客が京都を訪れた時に「おばんざい」を食べたいと行った時に食べられる店を増やしてブームになったというイメージですね。
元々、家で作って食べる物なので、外食で食べるものではないというのが地元の認識だそうです。かつてケンミンSHOWで『大阪の人はお好み焼きは家で作って食べるので、「美味しい大阪の店を教えて欲しい」と府外の人から聞かれると困っちゃう』というのと似ていますね。
スタジオでは色んな種類の炊いたんを試食会をしたら久本雅美や田中裕二が「凄く美味い」と絶賛していました。
他にも「大阪女」VS「京女」のお互いの言い分を交互に紹介したりする再放送分も面白かったです。
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