今朝、録画していたテレビ東京のガイヤの夜明けを観ていたら、「残業45時間の壁」というテーマの特集をやっていました。
今回はオムニバスの2つの事例ではなく、大戸屋の事例のみでした。
今年の4月から月の残業時間の上限を45時間までとし、6か月超えると法人として訴えられるようになったのですが、飲食業界は、人手不足もあり、長時間労働がまかり通っているようです。
大戸屋も決して例外ではなく、会社としての対応に追われていたようです。
大戸屋は、今年、値上げを実施した所、お客さんが離れていき、売上も減少し、赤字に転落したそうです。バイトテロがあり、社員教育を実施するために臨時休業にまで追い込まれたのは、ニュースでも発表されました。
今回は、大戸屋の3人の店長を密着取材し、いかにして「労働時間を減らして、売上も確保していくか」についてドキュメントタッチで描かれていました。
残業代が欲しいので、残業規制に反対という店長もいれば、賛成という店長もいて、それぞれの店長なりの工夫で、改善していく模様が観れて良かったです。
私も以前、会社から「残業が多すぎる」と言われたことがあり、同情出来る面もありましたが、かつての「モーレツ社員は、評価が下がる」時代になったことので、店長も板挟みにあって大変そうでした。
3人の店長に共通していたのは、今まで自分が残業でやっていた在庫管理や仕込み等を部下に教えて、任せる事で、自分も楽になり、労働時間を減らせたことでした。
中には、売上が上がらないので、やむなく営業時間を1時間短縮した店もありましたが、その店なりの対応が見れて、自分も勉強になりましたね。
やはり店長は、「仕事を部下に教えて、任せられるようにする」のも重要な仕事なので、それをはき違えないようにしないといけないということですね。
この事例は、他の飲食店でも十分に参考になると思いましたね。
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