mixiユーザー(id:13294765)

2019年10月20日23:02

103 view

え?農家にも「にっぽん宝物」グランプリという”スター誕生”の登竜門があったんだね。

先程、テレビ東京のガイヤの夜明けを観ていたら、農家の全国、世界デビューへの登竜門の話をやっていました。

 今、羽根さんという人が立ち上げた「にっぽん宝物」グランプリという企画で、「今まで注目されなかった農産物を農家同士がコラボすることで、売り出そうという動きが出ているんだそうです。

 まず全国各地で、今まで一農家だけでは出来なかったことを他の農家とコラボして組むことにより実現するためのセミナーを開いて、そこでパートナーを見つけ、新たな物を創作し、地方大会をやって、グランプリと準グランプリが全国大会に出場、そこでグランプリにあると世界大会に出場出来るということです。

 今回、取り上げられたのは、長崎の雲仙市の200年続く栄木農園という果物の農家と100年続く酒蔵がコラボし、メロンを酒糟で漬けた奈良漬けと日本酒と甘酒で作ったメロンのカクテルと武器に、地方大会で、見事に準グランプリになり、全国大会に出場が決まったという事でした。

 栄木農園は、60代の親子がグリーンメロンというのを作り、娘が他の果物を作るという個人経営の農家です。そのグリーンメロンが美味しいので、娘が「もっと販路を広げた方がいいのでは」と提案しても親父が、「このメロンは年間80個しか作れないのでダメだ」と頑固に断られ、作り方を教えてくれなかったそうです。

 でも今回その頑固親父も娘に促され、今回の大会に協力してくれることになりました。

 めでたく全国大会に出る事になり、親父さんもグリーンメロンを30個提供してくれたそうです。
結果は準グランプリでしたが、その後、審査員のシャングリラホテル東京の担当者が、「うちのホテルで是非ともこの食材を使わせてもらいたい」と引き合いがきて、なだ万のコースメニューにメロンのカクテルが採用されることになったようです。

 その後、父親も考え方が変わり、「この美味しいメロンを私の代で終わりにするのではなく、娘に継承して今後に引き継いでいきたい」と語り、娘にメロンの作り方を教えるシーンが出てきました。
 この事例を元に他の農家も刺激を受けて、いい物が出来るといいと思いました。
6 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年10月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031