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2019年09月28日21:24

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え?ファミマが究極の「冷凍麻婆丼」を開発したんだね。

今朝、録画していたテレビ東京のガイヤの夜明けを観ていたら、「コンビニ大変革時代」という特集をやっていました。

 番組冒頭では、福井県の事例をやっていました。福井県大野市のコンビニ空白地に、道の駅の中にファミマが出店して、非常に好評だという事と福井市内のオレボステーションというコンビニを経営する大野屋の話題をやっていました。オレボステーションは、福井市内に7店舗?展開し、豊富な総菜バイキングと弁当を武器に、地元の支持が高く、福井市内の平均売上額では大手3社を抑え、堂々トップに君臨しているという話がありました。

 今回は、大手3社の現役のコンビニオーナーがそれぞれ3人ずつ集まり、座談会を取り入れたり、未来世紀ジパングにも出てきた、流通解説者の田中陽さんの解説もあったりと拡大スペシャル版にふさわしい内容でした。

 今、コンビニを取り巻く環境は非常に厳しく、オーナーの24時間営業もしくは時短営業問題、人手不足の問題、廃棄ロスの問題等、今、直面する問題に大手3社がどう対策を立てているか、セブンの永松社長、ファミマの澤田社長、ローソンの竹増社長が、意見を述べていました。

 率直な感想を言うと、セブンが一番、経営者側とオーナー側の話し合い、コミュニケーションが取れていないと感じました。番組の最後に「コンビニに夜明けはありますか?」という質問をそれぞれのオーナーに聞いたところ、ファミマとローソンのオーナーが3人とも手を挙げたのに対し、セブンのオーナーは3人中、1人しか手を挙げなかったからです。

 そんなセブンも手をこまねいているわけではなく、オーナー向けの展示会でも、セルフレジの導入やオーナーの意見を聞く、オーナー会議の回数を増やす、役員を店舗の視察に派遣、と改善計画を発表していました。

 私が一番、面白かったと思ったのは、ファミマが、廃棄ロスを減らす対策として、冷凍食品に力を入れ始め、「究極の麻婆丼」を開発したという事でした。開発担当者が、横浜市港北区のトウカツフードという所に依頼し、レシピを作ってもらい、上司が、「もっと香りを感じられるように」というリクエストで、香辛料の香りが効いた油を後がけすることで、美味い物に仕上がり、オーナー向けの展示会でもアピールして、どんどん広めていきたいという話でした。

 ローソンとファミマの共通点は、竹増社長、澤田社長が自ら店舗に出向き、オーナーと会話する姿勢があり、今、抱えている問題点を改善していこうというのが、伺えた所です。

 ローソンでは、8月に横浜市磯子区の店舗で、夜12時から朝5時までの間、無人店舗の実証実験をして、傾向を探り、「その時間帯だけ無人営業する」か「その時間帯は店を閉じる」かの判断をしていくようです。

 また最後に、セブンのとある女性オーナーが、『これから学生が就職したい就職先に「コンビニのオーナー」と答えて、ベスト10位に入るようにしていきたい』と言っていたのが、印象に残りました。
 そしてファミマのオーナーが、「大手3社がそれぞれ自分の会社のことだけを考えるのではなく、コンビニ業界全体が、一体となって、いい方向に向かうような対策を考えるべきだ」というのも非常にコンビニオーナーの意見を代弁しているようで、いい話でした。
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