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2019年08月18日22:29

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え?「治一郎」を展開するヤタローグループって本社が浜松なんだね。

先程、録画していたテレビ東京のカンブリア宮殿を観ていたら、「治一郎」を展開するヤタローグループの特集をやっていました。

 これは1か月位、前に放映された分ですが、なかなか観る機会がなく、やっと今日、観ました。

 「治一郎」は横浜駅のジョイナス等関東にも店舗を展開するバームクーヘンの店ですが、経営しているのは、「ヤタローグループ」という、浜松本社の会社だったそうです。
 元々、ヤタローグループは、パン屋からスタートし、多い時は50店舗位拡大したそうですが、後にスーパーやコンビニが台頭し、競争激化で赤字に転落して、縮小したそうです。

 そこで、元々不動産会社の辣腕営業マンだった平松さんと言う人が、婿養子で行った会社の経営者になり、姓も中村さんになり、経営を立て直ししたそうです。不動産会社時代は、「マムシの平松」という異名がある位、しつこい営業マンだったそうですが、敢えて、「大手と競争しない」ことを掲げたそうです。

 その為に売る物を考えた結果、バームクーヘンを作る事にしたそうです。バームクーヘンは機械化が出来ない為、大手はやりたがらないようです。2年間の開発の結果、他社のバームクーヘンの卵の比率が30%の所、治一郎は40%使う、しっとりとした味を実現したそうです。
 
 最近では、卵焼きの食感の新商品も開発したそうです。
他社との差別化という点では、大成功の部類でしょうね。このバームクーヘンだけで35億売上るというのは、凄いですね。

 他にも、レストラン、大学の学食、病院食、介護施設、等も手掛けているそうです。
昔、公営の研修施設だった「森の家」の経営も手掛け、1泊2食付きで、9,000円位で利用出来、最寄駅までのタクシー無料券まで付いているというサービスで、大人気施設へと変貌させたそうです。

 この社長の凄い所は、「頼まれた仕事を引き受ける」ということですが、思いつきで受けているわけでなく、事前の調査、準備をしっかりした上で、新規事業をやっているということですね。

 また、その新規事業部も、かつて楽器メーカーにいた社員や潰れたスーパーにいた社員等、早期退職やリストラされた社員を積極的に採用しているという事ですね。
 
 社長曰く、『優秀な大卒を採用するとなると、一から教えないといけないし、中途採用だと「自分の食い扶持を自分で稼ぐ」という気概を持って入社してくるので、戦力になるから』採用しているんだそうです。

 この社長の考え方は、地方の会社の未来に参考になると思いました。
 
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