昨日、録画していたテレ東の未来世紀ジパングを観ていたら、日本とインドと中国の関係に関する特集をやっていました。
オムニバスでやっていましたが、最初に出てきた、インドの家電事情の話が面白かったです。
今、インドでは、モディ首相が「メイク・イン・インド」というインドで生産する政策を推し進めており、韓国のサムスンやLG、中国のハイアールも全てインドで生産しているとのことでした。
特にインドでは、未だ洗濯機を持っている比率が50%を切っていて、まだまだ手洗いをしている家庭が多いそうですが、近年の経済発展に伴い、共働きの夫婦が増えている影響で、洗濯機を買う人が増えているんだそうです。
そこで日本のパナソニックも負けじと「カレーモード」という洗い方が付いた洗濯機を開発し、販売することになったんだそうです。インドは香辛料と油をたくさん使ったカレーが多いので、汚れを落とすのが難しいそうです。そこで企業秘密ですが、「カレーモード」という洗い方だとお湯を使い、回し方も変えて、汚れが良く落ちることを売りにしようということです。
実際に実験してみると普通モードで全然落ちなかった汚れが、「カレーモード」で洗うと完全とはいかないまでもかなり落ちていて、その差は歴然でした。
今まで日本の家電メーカーが海外で、サムスンやLG、ハイアール等の後塵に拝していたかと言えば、値段もありますが、「その現地に必要な機能のみを付ける」カスタマイズ化が進んでいなかったからだと思うので、これを機に反転攻勢を期待したいですね。
その他には、中国の「一帯一路」政策が見直されつつあるようで、日本にも「助けてもらいたい」という本音が見えますが、インドとの関係も捨てられず、安倍首相が、「態度を明らかにしていない」という話もありました。
今後は中国とインドと中国の関係も良好にしていかないといけませんね。
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