mixiユーザー(id:13294765)

2017年11月26日13:42

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え?札幌の「ホクノー」というスーパーが日本初の健康スーパーを作る事にしたんだ。

昨日、録画したいたテレ東のガイヤの夜明けを観ていたら、「進撃スーパー戦国時代」というテーマの特集をやっていました。

 オムニバスでやっていましたが、最初に出てきた、北海道の札幌市に6店舗を展開する「ホクノー」というスーパーの話題が面白かったです。

 札幌市内に「もみじ台団地」という大きな団地があり、そこに隣接している店舗が、住民の高齢化に伴い、客が激減し、全盛期の4割ダウンと低迷してしまったそうです。
 そこで3代目社長の野地氏が、サービス付き高齢者向け住宅のような機能をスーパーに持たせて2Fを「健康ステーション」という施設にリニューアルすることにしたという話でした。

 店舗の2Fは元々ゲームコーナーがあったのですが、お客さんもまばらになってきて、足を引っ張るようになっているので、お年寄りがそこに来てくつろいでもらうと同時に健康相談も出来るようなコーナーを作り、ウォーキングコースを作り、店内で運動もしてもらい、元々あった食堂に高齢者向けの「健康定食」という低塩、低カロリーの定食を500円で出すようにしたそうです。

 その後に1Fに降りてもらい、スーパーでついで買いをしてもらうという仕組みにしたそうです。
若い人はイオンモールのような大手のショッピングセンターに流れてしまうので、高齢者をいかに取り込んでいくかに絞り込むという戦略は隙間狙いでいいと思いました。
 ただ、これで終わりではなく、新たな戦略も必要だと思いました。

 もう一つの事例は、三重県四日市市の「サンシ」というスーパーが、元々やっていた宅配に加えて、「何でもサポート」という新規事業を始めて、家のリフォーム等をやるようにしたという話題でした。

 そのリフォームをやるにあたり、60過ぎの元左官や元造船業の技術者、元トラックの運転手等を採用し、戦力化したそうです。今回は「足の不自由なお年寄りの家の駐車場にスロープを新たに作って欲しい」という依頼でしたが、ベテランの職人の連携プレイで立派なものに仕上がったようです。
 このサンシの会長が「親切商売」をやるべきで、「コンビニの次は高齢化対策」と言っており、他がやらないサービスをすることで差別化を図っているのがわかりました。

 もはやそうでもしないと生き残れない時代になったのかと感じました。


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