先程、録画していたガイヤの夜明けを観ていたら、コンビニ、スーパーのおにぎり、サンドイッチの改革についてやっていました。
オムニバスでやっていましたが、最初に出てきたローソンのおにぎりのリニューアルの話が面白かったです。何度も日記で書きましたが、コンビニでおにぎりを売ることを最初に考えたのは、セブン&アイホールディングスの鈴木敏文名誉顧問(元会長)でしたが、今ではどこのコンビニでも当たり前に売られていますね。
ローソンが「おにぎり屋」という高級おにぎりを売り出したのが、2002年だったそうですが、後に他社も追随して売り上げが落ちてしまったことから、久々にリニューアルすることにしたそうです。
そこで以前、2002年におにぎりを担当した人が今回は上司となり、39歳の堤さんという男性社員が焼きシャケハラミおにぎりの大改革に指名されました。今のお客様の意見では「シャケの大きさがバラつきがあり、どこに入っているのかわからない」ということで、今回は海外にあるシャケの加工工場に出向き、大きさが小さいシャケは使わないように指導していました。
また、シャケの臭みを取るために敢えて塩こうじに付けて焼くことにし、ご飯も以前は塩水で炊いていたのを真水にして、後から塩をまぶす「家庭の味」に近づけたそうです。
シャケの仕入れ値が高騰していることもあり、今回は30円値上げしたとのことでした。
上司に試食してもらった所、「前より食べやすくなっているのので、バンバン売ってくれよ」とGOサインが出て商品化が決まりました。
と同時に一番人気の「シーチキンマヨネーズ」もシーチキンに鰹をまぶすことで味の深みを出して改善して売り出したみたいです。
10/31に新装の「おにぎり屋」を開店した所、「焼きシャケハラミ」は通常の3倍売れたそうで、おにぎり全体でも倍増したそうです。
もう一つは老舗スーパーの紀ノ国屋が、自社製品のドイツパンを大々的に売り出すために、六本木に本社のある、レシピ動画配信会社の「エブリー」という所に商品開発を委託し、ドイツパンの売り上げが上がったという話でした。
動画配信会社のレシピを開発していた女性が一度駄目だしされた後に、見違えるようなレシピを作ったのが凄いと思いました。
やはりどこのチェーン店でも工夫を凝らしながら商品開発をやっている姿勢を観ることが出来ました。
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