今朝、録画していたテレ東のガイヤの夜明けを観ていたら"立ち向かう物流危機”というテーマの特集をやっていました。
オムニバスでやっていましたが、2つ目に出てきた埼玉県久喜市のトーエー物流という運送会社の話題が面白かったです。
ヤマト運輸や佐川急便等の宅配業者が相次いで値上げをしたことからもわかるように トラックドライバーの長時間労働が今年、話題になり、深刻化しています。
埼玉県久喜市のトーエー物流も例外ではなく、10年前は若手のドライバーが58人いたのが、今では40人にまで減っており、ドライバーの高齢化が進んでいるとのことでした。
そこで、トーエー物流では、他社が採らない18歳のドライバーを敢えて採用しているそうです。
トーエー物流は教育、研修がしっかりしていて、研修期間中でも初任給が高卒で16万5千円と高く(私が新卒で入った会社の高卒の初任給は12万9千円でした)、研修終了し、担当地区を任されるようになるとはっきりとは言えませんが、20万円台になるとのことで、高卒の中では破格の待遇だそうです。
トーエー物流の社長は「18歳の若い社員が成長すると共に会社も成長していけるので、その為にも18歳の若い社員にどんどん投資していく」と言っていました。
もう一つは、北海道の石狩市にある「フジネット」という運送会社が、長時間労働解消のためにレンタルのパレットを使って、荷下ろしの時間を短縮する試みを国土交通省のコンサルタントとともに実験に参加して取り組んでいるという話でした。
今後、AIによる自動運転で、「トラックドライバーの仕事がなくなる」と言われますが、すぐにそうなるとは言えないので、それまでは解決すべき課題が多いと思いますね。
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