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2019年07月17日02:19

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今気が付いた事。\(^o^)/

漫画なんかでも長年読んでて気が付かなかったコマなど、
気が付かなかった細かい情報などに気が付くことが有る。

「マカロニほうれん荘」と言う漫画で、とあるコマで
トシちゃんときんどーちゃんがしゃべっているシーンで、
話をしながらトシちゃんが釣り糸を垂らして空き缶で
釣りをしている場面が有るんだが、
全くそこに気が付かなかった事実に愕然としたことが有る。

小さい頃とかは隅々まで見ているようで、
実はストーリーと言うか・・・・「次は!?次は!?」と
飛ばし読みしているような所が有る。
つい近年まで気が付かない所だった。
(昔の漫画は情報量が多いことも確かなんだが。)

映画「座頭市」シリーズのチャンバラは好きであるし、
若い頃にさんざんコピッたから、人より細かく覚えている物だと
思っていたんだが・・・・。

全然見て無かったんだと先ほど気が付いてまたまた愕然。
「座頭市血煙街道」のラスタチであるが、
近衛十四郎との戦いの最中・・・動画で言うとこの動画の
5分くらいの所から見てもらうと分かるんであるが
俺が気が付いた点は一応、動画を確認してから見てもらうとありがたい。



たまたま、仕込み杖を抜いた後の鞘・・・の持ち方について
「どう持ってたらカッコいいかな?」と思いながら
昔からさんざん見ていたこの殺陣を見直すと、

そうして座頭市の「鞘」の所を凝視していたから気が付いたんだが、
座頭市、鞘を相手に気づかれない様に持ち替えて
鞘で近衛に殴りかかっているのである。
つまり一瞬だけ二刀流(?)になっているわけだ。

一回分かれば「何で気が付かなかったんだ?」となるんだが、
長年見てたけど全然気が付かなかった。

鞘は近衛に弾かれて、すぐさま片手の剣で斬り合う事になる。

どこまで本当か知らないが、この時の殺陣は
あまり細かい打ち合わせはせずに、大体の流れだけ決めて
ぶっつけ本番に近い形でやったそうである。

本当かどうか知らないが、確かに、キッチリ決めていたら
近衛と勝の事で有る。
もっともっとキチッと綺麗な殺陣がいくらでもできたはずだ。

と言うか、個人的にはキチッとやる方が見たかった。
近衛はブンブン振り回してくる勝の刀の切っ先が気になるのだろう、
危なっかしい感じで少しのけぞる感じになってるし、
手で振り回している風になっている。

勝は勝で、バタバタと刀を振り回している感じになってしまっている。
本来、逆手で刀を振り回すのは無理があり、
キチッと決めた方が綺麗に決まるのは自明の理である。

その代わりにリアルな感じと、緊張感は出ているんだが・・・・

座頭市シリーズはラスタチの相手役に毎回困ってて、
2回出演した役者も居たくらいであるが(天地茂、若山富三郎等)

せっかくの時代劇屈指のチャンバラ王二人である。
出来ればじっくりキッチリ・・というのも堪能したかったですなぁ。

それはそうとして、人間、学習の無い動きと言うのは
「見えない」物で、
最初は座頭市が逆手で仕込み杖を振っているだけで
何をどうしているか分からないから、見えなくて
余計に早く感じた物であった。

多分・・・・
見た気になってて見落としている事なんか今までたくさん有るんだろうな。



老後の楽しみとしたい。
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