丹田を使うコツをなんとなく感じていたが、
少しであるが使えて分かる事は、空手の型は
丹田を使える事を前提に作られている・・・・・
と言うよりは、丹田を養成するような鍛え方をされているようだ。
なんか重そうな壷を持って鍛錬するあれとか、
息を吐きながら拳を突き出す動作とか、
すべて丹田から力が発する事なしにはまったく意味が無いのではないか?
そうでなければ例えばボクシング等のように分かりやすく
理詰めで作られている格闘技に対抗できないのではないか?
だいたい、丹田などと言うものは、きちんと「使えている」かどうかなんて
使えてない人からすると判別は難しいと思う。
無意識で使っている人は居ると思うが、
きちんと「意識」して動かしている場合とはまったく質が異なると思う。
第一、意識できて無いと他人に伝える事は不可能に近いのではないか?
感覚的なことだから、伝える事は難しいようであるが、
単なる感覚の問題なんで、飲み込みの早い人、
或いは伝え手の感覚と合う人・・・・などであれば1時間もあれば
簡単に感覚をつかんでしまうだろう。
(目の前で30分ほどで使い始めた人を見た事がある。)
俺の場合は1年ほどかかった。
先生に言わせれば
「君は安物の知識が邪魔してる!
何で素直に言うとおりにやれないんだ!?」
と言う事で怒られた。
武術的な上達の分かれ道と言うのは「素直さ」であると
日野晃先生は言われてましたなぁ。
まぁ、格闘技、武術経験など無い俺が多少真似事として出来ても
手品なんですけどね。
でも良い手品を身につけられて良かった。
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