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2021年11月26日14:09

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愛知弥富で起こった中学三年生による刺殺事件

はい、タイトルの通りです
令和になって本当に痛ましい事件が起こった物だと心を痛めております。

弥富は愛知なのですが、愛知は名古屋に一極集中した県なので回りは本当に田舎なのです。
その片田舎でこのような事件が起こりました。
まだ全容等は分からないのですが、グループからハブられた、イジメによる仕返しなどなどの意見をよく目にします。

僕は加害者がどうとか被害者にもどうとか言うつもりはないのですが、これだけは言いたい。
中学3年生にとって、世界とは学校と家が全てなのです。
何を当たり前の事を、と思われるかもしれませんが、僕は母子家庭の境遇で育ってきました。

不幸自慢とかじゃないんですが、今は亡き母が僕が小学6年生の頃に婚活(今で言うタッ○ル、ペ○ーズが分かりやすいか)で知り合った男にかまけてばかりなのと、男も僕には辛辣で本当に辛い時期がありました。

母も母で、成績が落ちる自分に対しフライパンで殴ったりして「産まなきゃよかった」とか言われたりしました。
そんな家庭事情で心を閉ざす僕も周りに相談とかできず、学校でも孤立していきました。

そんな僕に対する逃げ場所、よりどころが今でもどっぷりハマってるサブカル、オタク趣味です。
母は確かに怖い人間だったのですが、当時流行りだったエヴァ(劇場版含む)を一緒に見たりする程、オタクでした(1stガンダム世代。シャアの大ファン)
そういった事情のおかげで、家でも僕のオタク趣味を否定されることなく(ただしゲームは否定されました)何とか中学を乗り切り、高校で出来た友達と今でも連絡を取り合う程度には人間関係を構築する事ができたのです。

話を戻して、愛知弥富の中学三年生に目を向けましょう。
僕の場合は、「母親と共通する趣味」と「母親に暴力で抑えつけられていた」背景があります。
ブラック企業とかで「心をへし折る奴隷にして何も考えなくする」みたいなアレです。
そこしか居場所がないから、卒業するまで我慢!みたいにして、僕は逃げて、逃げて、逃げまくって道を開きました(これは今でも一緒です)

ですが、件の中学3年生にはそういった逃げ道もなかったからこそ、凶行に及んだのではないでしょうか。
中学3年生、あと1年我慢すれば卒業して高校デビュー!みたいな逃げ道もあったと思うのですが、
同級生を刃渡り20センチの包丁で死に至らしめるのは、並大抵の神経ではできません。

その心のブレーキをぶっ壊して、包丁を持ち出す程追い詰められていた環境と、学校生活を紐解かないと、第二、第三の模倣犯が生まれかねない危険性を孕んでいます。
いや、そんな簡単に出来る事ではないと思うんですが、多感な時期のケアというのを見つめなおすべき転機だと僕は思うのです。

大人も大人で子供の事情を抱える余裕もないかも知れませんが、せっかく今の世の中に生を受けた子供たちの模範になるような大人でいたい。
そんな当たり前の事を、どうしても書きたかった11月の暮れでした。
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