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2020年06月25日08:37

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でかけます

ここのところ毎週増毛、初山別といった道北に行っている。

今日も行く予定。

13日に初山別の「岬の湯」のレストランでふぐの白子の天ぷらを食べるのを楽しみに行ったのだが、シケのために食べられなかった。

21日にも純子の夜勤明けにふらりと増毛に寿司を食べに行き、ついでに初山別に泊まろうかと純子に提案したら替えの下着がないとか、風呂の用意をしていないとかいう理由で却下。

それで今日改めて行くのだ。

あそこのレストランの生ビールはサッポロクラシックなのだが、感激するほどクリーミーで美味い。

ビール飲みじゃないので良くわからんが、クラシックってあんなにうまかったっけ。

今日は寒いんでドテラを着て行くことにする。

「野良猫ロック」シリーズというのが昔日活映画にあった。

当時無名だった藤竜也なんかがバイクに乗った不良を演じていたのだが、「ワイルド7」みたいに革ジャンを着てアメリカンな感じだったのが、原田芳雄だけがドテラ、長髪、レイバンのサングラスでいい味を出していた。

原田芳雄の自叙伝によれば

「みんなアメリカンな服装なので、俺はドテラにした。」

とのことだった。

ドテラって寒い時にちょっと羽織るのにとても良い。

アウトドアなんかだとモンベルなんか着るのが普通だが、アウトドアでドテラって云うのもなかなかおしゃれなんではないかと。

原田芳雄って渡哲也にあこがれていたんだけど、俳優として売れてから渡哲也と逢った時に趣味を聞いたら

「焚き火です」

と言われて思いがけない答えに

「はあ、焚き火ですか」

としか言いようが無かった。

出入りの酒屋から木箱を貰って、庭で焚き火をするのだそうだ。

確かに火を見ていると心が落ち着く。

渡哲也は学生時代から付き合っていた女性と結婚して息子がいる。

ある時、こいつはちゃんとした男に育っているのだろうかと思い、奥さんと共謀して芝居を打つことにした。


「お母さんと離婚しようと思うんだけど、お前はどちらについて行く?」

と聞いたら

「お父さんは自分が居なくても大丈夫だけど、お母さんは自分が守ってあげなければならない。だから自分はお母さんと一緒に行く」

と答えて

「ああ、こいつは馬鹿じゃなかったんだな」

と安心した。

映画産業が斜陽になって、渡哲也もテレビで「西部警察」なんてのに出ていた。

予算がないのでリハで拳銃を打つシーンは「パン パン」と口で言っていた。

亡くなった弟の渡瀬恒彦は渡に

「兄貴も良くあんなドラマやってるよなあ」

とか言っていたのだが、甥っ子の渡の息子には

「お前の親父は叔父さんなんかよりずっとすごい人なんだぞ」

と言っていたそうだ。


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