1ヵ月前の日記を読むと「あの頃は平和だったなあ」感が凄い。
今月よく聞いた曲:sumika『センス・オブ・ワンダ―』
進研ゼミのCMのやつ。と思ったらPVが完全にタイアップだった。
あのCMの「平行四辺形の解き方でイイ気になってる小学生」を見て「アイタタタ……」と思うクイズ屋は僕だけではないと思う。
「自分が知っていることを伝えれば受け入れられる」と、あの頃の自分はなぜ思ってしまったのだろう(いや、過去形ではなく、なぜ今も自分はそう思い続けてしまうだろう?→さすがに仕事ではうまくごまかせていると思う)。
「♪挑め まだ見たことない自分へ 何者にでも変われる〜」
「♪進め 前人未踏の自分へ 誇らしく名乗り上げる〜」
「♪自分の好きな自分になろう」
というのが、「過去の自分の勝ちパターンに固執する」「もう【右肩上がり】ではなく【右肩下がり】の可能性が高い」「自分を全否定し続けることで、なんとかしがみついて頑張ってきた」僕にとってはすさまじく難題。
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【企画者として】
先月と一気に情勢が変わりましたね。
詳しくは別で考察しますが、「やれなくなったこと」を意識するより、「今でもやれること」をみんなで工夫していきたい感です。
○クイズ工房"Qraft"
https://qraft.jimdofree.com/
3/8の第2回公演、無事終了しました。参加者・スタッフの皆さまありがとうございました。
参加者の声まとめ→
https://togetter.com/li/1479942
4月以降の回は断腸の思いで延期。
特に4/5の回は僕自身「久々にお会いする」方がいて、そういう意味でも楽しみだったのだけれど……ただ「こういうイベントをやると久々の人も来る」「初心者の方にも楽しんでいただく」可能性は見いだせたのは良かった。
6月頃にメドがつけば開催したいが、場合によってはwebでの開催も模索したい(そうば企画は厳しいけど、残り2つであれば)。
あとこの意見がすごく参考になった。
https://twitter.com/nekomata5502/status/1238811695109165058
これは自分にとって完全に盲点。考えたことすら全くなかった。想像力の欠如。
スタッフからすると「強豪がいない=初心者の方でも楽しめる」と思って書いている「ペーパー非通過者」基準が、足を遠のかせることがあるのか……確かに「高校野球で2回戦敗退以下の草野球大会」があったら敷居高そうだもんなあ。高校野球の地方予選に挑もうとする時点でガチ勢でしょ、自分のような初心者とは違うでしょ、みたいな。
(そしてこういう感覚は、「先輩も出てるからとりあえず自分も大会に出る」各高校・大学クイズ研OB・OGには、近寄ろうと思わない限り全く理解できないと思う。自分も含めて。)
そう考えると今の #Qraft の公演の分け方(「ペーパー非通過者」と「2年目以下・2年参加せず」)はまったくの不正解ではない。
けれども、伝え方という点ではまだ工夫する必要がある、ということか。
もしくはさらに違う参加資格を模索する必要がありそう。楽しいけど、本当に難しい。
☆「こういう伝え方をしたらいいのでは」とアイデアがありましたらご教示頂けると幸いです。
自分もさまざまな層を「想像」しようと努力はしていますが、それでも至らないところは多いです。名前を出して言いにくい方は、匿名でも送れる下記フォーム(補足欄)をご活用ください。
○mono-series(学園/スピンオフ、本家)
https://mono-series.jimdo.com/
こちらも今年どういう形でやるか。
「コロナに対応した形のweb開催」や「1年お休み」なども選択肢に入れながら検討中です。
興味ある方は兼任スタッフエントリーの上、SNSに参加いただければ幸いです。
○シンサクール
4月のsteps向けに、まずはネタを大量に拾っている段階。
成文化しようと思ってたんですが、「電子書籍を一通り読んで転記」を優先させてしまった。
……とか言ってたら26日(日)中止が確定。オンラインでできないもんかなあ。会員はご意見ください。
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/2659/1585305254/
○Quiz Do
https://quiz-schedule.info/quizdo/
コロナ対応の一環として、電子書籍リンクを充実させてます。
https://quiz-schedule.info/quizdo/?page_id=112
抜けがありましたらよろしくお願いします。
○地域最強位・新人王(2019問題集発行、2020準備)
https://local-quiz.jimdo.com/
新しくTwitterも作成しました。
https://twitter.com/Regional_Quiz
今のところ4地区から話を頂いています。ある程度固まったところで、今年のスタッフにバトンタッチ予定です。
問題集は4月上旬に出します。
○問題集
https://q-tak.com/?cat=218
3月中に出す予定でしたが4月にずれこむ予定。
ただ4月はかなり時間があいているので、progris riport10と欠番だった01-04(ニーズあるのか?)を出す予定です。
4月以降何やるかは、項を改めて(かなり長くなる)。
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【プレーヤーとして】
3/1(日) 徳久倫康ひとり会 予選7位→準決勝敗退
・「無人の受付にお金が入ったトレイが置いてあって、金銭収受はセルフ(田舎のセルフ野菜売り場みたいな感じ)」
・「1Rが早立ちということもあり、開始直前まで主催者が何もないステージであぐら」
正直、こういう「いい具合で力の抜けた」クイズイベントはもっと増えてほしい。
1R。「福岡高校→福岡堅樹」「潔癖症→泉鏡花」『茜色の夕日』「随に(もちろん『宙のまにまに』で覚えた」)などを正解するも、「『三酔人経綸問答』→中江兆民」をなぜか思い出せずシードを逃し7位。
1位の「百円の男」おかりょーくんとは7点差(参加費100円キャッシュバック)。思い出してても1点負けてるんだよなあ……。
2R。上木らいち(いつもの人)や西瀧さん・マッスーさん・がいるなど拘り知識系が揃い点かない中、ナイス直訳「green thumb」、ナイス判断「豚キムチ」、ナイス前振りだけ「ゼルダ(そんなバンドもいた気がすると思いながら、フィッツジェラルドの妻だけで想起)」で1抜けー!
準決勝。「叙述トリック」「(寿司通りと牛タン通りがある←よく北辰鮨行く)仙台駅」「越和宏」「(自動運転の)レベル5」を正解するも、イグチくんに誤答差で先着されて攻めたものの敗退。面白い問題が多いだけに残念……。
攻めて失格した直後に出た「フォトリーディング」、昔その手の本を読んだので正解できた可能性が高いけど、ここらへんの攻め方がうまくない&そもそも知識量が超一流には及ばない……というのが現状なので、仕方ない結果ではあるね。精進精進。
決勝行ったMiyaxと八億くんが強かった。そして何より優勝した青木くんが。
終了後は下記通りガハハビールへ。
3/21(土) れふぇ企画
「自分の苦手な傾向(企画者が「勉強するために作った」とのこと)」×「その傾向向けに努力している強豪相手」×「努力してない自分」=ズタボロ、を想定して挑んだ今日。案の定ズタボロだったが、1セット運良く勝てたし問題レベルでは想定以上に正解できた(それ以上に大量に誤答した)。
3/22(日) ノダシューフリバ
と思ったらノダシューが体調不良で欠席。お大事に……。
クイズイベントの決勝か準決勝、という極まった面々が集った。
で、案の定今日もズタボロ。
数秒単位で強豪より反応速度が遅い(押し負け以前に最近は反応すらできない)。
相手より数倍の知識を持って初めて自分は対戦のスタートラインに立てる。1日最低3冊の転記と本質の探求を3ヶ月やってから今後の身の振り方を考えることにする。
ともに企画者・対戦相手の皆様ありがとうございました。
企画者や対戦相手をガッカリさせるような、競技クイズとしてはお話にもならないレベルの低い誤答を乱発するしかできないのが今の自分の実力だが、お詫びするのは誰のためにもならない。胸を張って挑み、楽しむ。
なおがうんたっちくん(下記写真右)が髪型を変え大幅イメチェンしていたことをご報告。
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【自信と座学】
○「自分は強い」と思えた時は正解を重ねられるが、一旦その自信がぐらつくと迷惑でお粗末な誤答を(それも半日レベルのスパンで)続けてしまう悪癖(=メンタルの弱さと知識のあやふやさ)をなんとかしたい。
「自分を信じる力」と「好きな傾向・分野以外を柔軟に受け容れる度量と柔軟性」の欠如が、プレーヤーとしては一流に程遠い要因。一方で、クイズを続けてこれたのは、「自分に自信がなく」「一方でニッチな得意分野を強く拘り通した」からでもある。このままだと頭打ちだが変えられない。難しい。
で、うっかりな性格はどうにもならないので、座学と自作で知識を貯めるのが一つの道。
競技クイズでは全然上位陣に太刀打ちできないが、知識なら未だになんとかなるので、しばらくstepsの準備をしながら1日3冊問題集(と1日5冊漫画)を読む。反射神経で太刀打ちするのはかなりしんどいけど、自作・座学とそのリンクによる知識量ならば、over40でもなんとか武器になり得るはず。
まだまだ「座学の結果かなりの確信を持って答えた解答」が誤答になることも多いので、そもそも座学の仕方・精度にまだ甘さがあるのだと思う。「表面」「今これが出ているから」ではなく、もっと本質に基づいた「骨太の知識」を身に着ける必要がある。それにはより質×量の高い座学を。
【自分がクイズを楽しむ場と、鍛錬】
今後、どこを目指していくか、ですが……
・僕はまだ数年数十年クイズを楽しみたい。
・一方、自分はフルオープン以外の実績別イベントには参加権がない。
・となると、フルオープンで旬の強豪相手に「勝負を最低限楽しめる実力」がないとイベントでのクイズが続けられない。こと自分に限っては(←重要)クイズを楽しみ続けるために最低限の鍛錬が必要。
・今後も引き続き「強豪と同じステージでクイズをやりたい」なら、スピードが全くお話にならない以上数倍の知識が必要で、そのためには今よりも遥かにレベルの高い質×量(時間)の鍛錬が必要。
・それが無理なら「自分のレベルに合わせてまったりクイズをする場」を探すか(どこだろう?)、クイズ以外の趣味を探す必要がある。
【20年来の悩み】
・自分がボタンを押すことによって、他の誰かが輝く機会を奪う。
・一方で鍛錬し続けなければ、そもそも自分がボタンを押すことすら叶わない。
「競技」である以上当たり前だが、業が深い。「プレーヤーとしての自分」と「企画者としての自分」が一部相克しているのが、自分の悩みです。もっと強くなって楽しみたい、けど、その結果他の人の楽しみを奪っていることに罪悪感がある。
一方で視野を広げると、「そもそも出番の多寡がある団体戦」(あ、今はクイズもそうか)に比べれば深刻ではないのかな……。
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【鍛錬】
最初は1日2冊ペースですが、電子書籍ブームの中終盤は1日5冊くらい読んでました。難問についても、最近の学生のものしか読めていなかったのですが、『ガツオオープン』『デカダンスカップ5』も湯読んで転記しました。「自分が今まであまりやっていなかったこと」にも手を出してみる。
で、怒涛の電子書籍ブームの中、購入問題集(2月以降に電子書籍で60冊、紙ベースで10冊)を全て読みました。一時期は「未読」フォルダが読んでも読んでも減らない、とバイバイン状態(贅沢な悩み)。
わからなかった8000問をExcelに転記完了。「正解」でソートし、「一つの知識を複数の方向から把握」「多数回間違えたものを重点的に記憶」している最中です。プレーヤーとしてのクイズは4月はそれに集中。
で、なんとか3/29(本来法事のあった土日)を活用して、一旦ゼロにしました。
楽しかったけど、疲れた……。
どの問題集も面白かったけど、ぜひいろんな方に読んでいただきたいのが、たんたるくん『ショウダウン』。
https://tqntal.booth.pm/items/1931280
これは本当にあらゆる年代・スタンスの方が読んだ方がいい一冊、とまで断言する(この本が面白かった方は、同じたんたる君の「花束」「クラッカー・シャドー」をどうぞ)。
着眼点の鋭さ、本質への追求、そして早押しで楽しませるための文章の練り込みが凄い。400問に解説・出題意図付き!1問1問唸りながらゆっくり読みました。あらゆる実力層・志向の方に「こういうクイズへの拘りもある」と読んでほしい1冊。昔「SystemF」という「問題にこだわるサークル」があって、そういうのが好きな方にはまさにドンピシャだと思います。いまここ何人が見ているかわからんけど。
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【ビール他美食】
○ガハハビール(東陽町、ブルーパブ、2回目)
https://tabelog.com/tokyo/A1313/A131303/13211297/
「こんなご時世だからこそ店で酒を飲もう(まあもともと家ではあまり飲まない)」と思って外食産業に金を落としています……とか言えてたこの頃が懐かしい。
そんなこんなでガハハとか言いながら飯テロするほむの「ひとり会」(西葛西)のあとにいってきました(狂気)。時節柄19-20時の1時間1本勝負。
募集の結果お付き合い頂いた松戸のピエロさんはありがとう。団地の1階で飲む、というのはなかなか貴重なロケーション。
○味ん輝(大山、2回目)
「の」オープンで行った例の店。
今日はお忙しかったみたいで暴力的な量ではなかったが(それはそれで有難い)、純米吟醸1合600円は安いな〜。
サメテキ、オムライスともに美味でした。
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【旅行】
それどころではなくなった。
そもそも東京出張禁止令が出ている中、いつ東京の家族と会えるやら……。
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【本】
掟上今日子シリーズをよく読んでいます。
あと時間が空いたので仕事の勉強も。先月から引き続いて森岡毅氏のマーケ本と『外資系コンサルが実践する資料作成の基本』『外資系コンサルが実践する図解作成の基本』などを。
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【漫画】
漫画強化月間。月150冊くらい借りては読み、借りては読みしてました。過去最多。
で、いつも活用しているDMMのレンタルコミックがいつの間にか80円→95円/冊に上がってて、それ自体は已む無しだと思うけれど、トップページのバナーがまだ80円、調べた限り値上げの告知がない、というのは、(値上げの大変さを仕事で痛感するリーマンとしては)うーん……。
○『異種族レビュアーズ』
3巻まで読んだ。クロスレビューの割には、序盤以外はレビュアーの意見が似たところに収束してる気がする(まあファミ通もそうか)。pixivのオリジナル版だと結構がっつり評価が割れてる。R-18なので興味ある方は自己責任で検索どうぞ。
無料公開分を見て「スポーツ新聞とかオヤジ系雑誌のその手の紹介コーナーみたいだなあ」と思っていたら、毎回それ以上でもそれ以下でもなかった。逆に潔い。よくこれアニメにしようとしたな!
○『中2神アッテーナ〜大石浩二短編集〜 』
問題集で得た知識を雑誌や漫画や本で見かけるのも楽しいし、その逆もまた楽しい。しかしまさに大石浩二先生の短編を読んでいてクイズ知識が出てくるとは思わず……。
○『群青にサイレン』
メンタルが安定している時限定でオススメ。本当に単行本を開く前に覚悟が要る。「今読んでいいメンタルか?」と確認してから読んでる。キツい時に読むと自己嫌悪がさらにかさんで本当に辛い。
主人公以外にも他のキャラもいろいろと闇。
○『その着せ替え人形は恋をする』
40を超えて興味の範囲が広がってきました。それまで(黒)ギャル系に苦手意識があったのですが、最近「それはそれでいいな」という感です。CYBERJAPAN DANCERSとか『その着せ替え人形は恋をする』とか。
○『古見さんは、コミュ症です。 』
(つづき)で、最近この漫画のヒロインは万場木さんではあるまいか。
というより、作者も万場木さん最初に描いたときに「ここまで発展する」キャラと思わなかったのではなかろうか。
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【仕事・家族ほか】
コロナで大変な状況の中、3月中旬に弊社の人事異動が発表されました。
なお (画:妻)
「宙ぶらりんポ〜!」と電話で話したら妻にミノムシ扱いされてた(合ってる)。なお宙ぶらりんですが仕事はそれなりに頑張ってるつもりです。
ちなみに向かって左の眉のところに線が入っているのは、「鹿児島在住時に泥酔してガードレールにぶつけて流血して帰って、徳洲会の病院に運ばれ、徳田ジュニアの選挙ポスターを持って帰ったとき」の名残(「本当は向かって右だったポ!間違えたポ!」と言われた)。いや本当にすみません……。
で3月末、ちょびっと昇級。
といっても年次相応。とはいえ頑張りを認めてもらった結果と思われるのでそこは卑下しない。
なお昇級はしたが……異動は……あれ……?(上記のぶらんぶらんに戻る)
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