mixiユーザー(id:12949847)

日記一覧

今日の本棚521♪
2019年03月31日19:09

「ミステリ国の人々」有栖川有栖日本経済新聞出版社日本経済新聞で連載されたエッセイを纏めたもの。主役脇役問わず、ミステリ界の魅力的な登場人物をピックアップしています。本格ミステリに造詣の深い著者の、皆様ご存知名探偵から知られざる名作まで、バラ

続きを読む

今日の本棚520♪
2019年03月25日09:36

「希望荘」宮部みゆき文芸春秋(文春文庫)杉村三郎シリーズの4冊目。私立探偵として開業した主人公の、4話の中編が収録されています。解説は杉江松恋氏。うっかり5冊目の「昨日がなければ明日もない」の感想を先に日記に書いてしまったのですが、一応順番

続きを読む

今日の本棚519♪
2019年03月21日09:27

「ソロモンの偽証」宮部みゆき新潮社結構前に読み終わっていたのですが、感想をどう書けばいいのかに悩んで放り出していたやつです(^^;とにかくまぁ分厚さで有名な小説でして、私はハードカバーで読んだのですが厚みが1冊につき3.5センチくらいはありますね

続きを読む

今日の本棚518♪
2019年03月18日11:03

「中野のお父さん」北村薫文芸春秋8話の連作短編集。日常の謎系ミステリ。出版社に勤める主人公が出会う謎、相談するのは中野の実家に住む高校国語教師のお父さん、であった。如何にも著者的な、安楽椅子探偵物vvv円紫師匠シリーズや、著者自身とも重なりつ

続きを読む

今日の本棚517♪
2019年03月17日20:28

「鎮憎師」石持浅海光文社タイトルは「ちんぞうし」と読みます。作中の登場人物の造語。まずタイトルの意味がなんぞや?ってなるんですけど。その直後に来る序章の衝撃が強すぎて頭から吹っ飛ぶ。第四章まで読んで、そういえばタイトルの意味って…?と思い出

続きを読む

今日の本棚516♪
2019年03月16日09:22

「殺し屋、やってます。」石持浅海文芸春秋7話の連作短編。650万で殺しを請け負う(別料金によるオプションもあり)主人公の元に入る依頼。しかし標的には、毎晩公園の水飲み場で黒い水筒を濯ぐという不可解な行動があった。どこまでも合理的な考え方をする

続きを読む

今日の本棚515♪
2019年03月15日19:50

「てのひら怪談 辛卯」加門七海・福澤徹三・東雅夫(編)ポプラ社(ポプラ文庫)ネット上で公募された、上限800字原稿用紙2枚分、文庫だと見開き2ページに収まるコンパクトな怪談100篇が収録されています。実話・創作どちらでも可。プロアマ問わずというこ

続きを読む

今日の本棚514♪
2019年03月14日10:50

「からくりがたり」西澤保彦新潮社8話の連作短編が、最終的に1本の長編になるラスト。ミステリのようなホラーの様な。趣のある1冊です。著者の作品の中ではイヤミス寄り。(図)

続きを読む

今日の本棚513♪
2019年03月09日12:52

「まっすぐ進め」石持浅海講談社5話からなる連作短編小説。書店で見かけた美しい女性は、何故か左手に腕時計を2つ嵌めていた。日常の謎的ミステリですが、一人の女性の過去を紐解いていく物語でもあります。「晴れた日の傘」には思わず涙ぐんでしまいました

続きを読む

今日の本棚512♪
2019年03月07日00:42

「黒後家蜘蛛の会 1」アイザック・アシモフ池央耿(訳)東京創元社(創元推理文庫)科学者、弁護士、作家、暗号専門家、画家、数学者等その分野の専門家が集う黒後家蜘蛛の会(ブラック・ウィドワーズ)。月一で行われる会食では一名ゲストが招かれ、皆を楽

続きを読む