「絵解き5分間ミステリー」
ローレンス・トリート
矢口誠(訳)
扶桑社(扶桑社ミステリー)
問題文と事件現場のイラストを見ながら謎を解き明かすクイズ本。
24問が収録されています。
相変わらず、ネーミングセンスが凄い。
そして滲み出るユーモアにも、にやりとさせられます。
秀逸だったのは「書店の殺人」かな。
この短さで意外な犯人まで盛り込んでくるのは流石。
『ふつう書店員は得意客を殺しません。書店員は誰もが、この原則を忠実に守っています。』
という一文に脱帽wwwwそーね、でもそこまで言われちゃうと疑ってかかっちゃうのもミステリマニアの性だしさぁwwww
ラストの「結婚式の当日」も、シンプルなオチで良かったです。
しかしこのシリーズ、めちゃくちゃいっぱい出てるな……。
(古)
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