■飲酒運転で女児にけが負わす=巡査部長を逮捕―新潟県警
(時事通信社 - 04月25日 11:00)
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飲酒運転による死亡事故では行政処分(免許取消しや停止など)に加えて以下表の通り、重い刑事罰が科されます。死亡事故における危険運転致死傷罪の罰則は1年以上の有期懲役であり、一見すると軽い処罰であると思うかもしれませんが、最大で20年の懲役が科されることもあります。
《飲酒運転による交通事故に関する罰則:刑法》
※飲酒運転による交通事故では、以下2つの罪状のいずれかになる場合があります。
自動車運転過失致死傷罪
(死亡・負傷の両方)
7年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金
危険運転致死傷罪
(死亡)1年以上の有期懲役
(負傷)15年以下の懲役
死亡事故で被害者の遺族が請求できる慰謝料と損害賠償金の相場
死亡事故で請求できる慰謝料と損害賠償の相場について解説していきますが、3種類の相場基準によって金額が異なります。詳細については『交通死亡事故で遺族がすべき対応と慰謝料請求する手順』でも取り上げているので、併せてご確認いただければと思います。
死亡慰謝料|飲酒運転の場合は増額が認められる
死亡慰謝料は被害者(死亡者)の遺族に対して支払われるものですが、被害者本人に対する慰謝料と遺族に対して支払われる慰謝料があります。自賠責基準の場合は被害者本人と併せて遺族(請求権者)の人数に応じて死亡慰謝料が決められます。
被害者本人の立場 自賠責基準 任意保険基準(推定) 弁護士基準
一家の支柱 350万円 1,500万円〜2,000万円 2,800万円〜3,600万円程度
子ども 350万円 1,200万円〜1,500万円 1,800万円〜2,600万円程度
高齢者 350万円 1,100万円〜1,400万円 1,800万円〜2,400万円程度
上記以外
(配偶者など) 350万円 1,300万円〜1,600万円 2,000万円〜3,200万円程度
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