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2019年10月15日10:43

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『蜜蜂と遠雷』感想

〜直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸の同名小説を、実写映画化。ピアノの天才たちが集う芳ヶ江国際ピアノコンクールの予選会に参加する若き4人のピアニストたち。母の死をきっかけにピアノが弾けなくなったかつての天才少女・栄伝亜夜は、7年の時を経て再びコンクールへの出場を決意する。音大出身だが現在は楽器店で働くコンクール年齢制限ギリギリの高島明石は、家族の応援を背に最後の挑戦に臨む。名門ジュリアード音楽院在籍中で完璧な演奏技術と感性を併せ持つマサル・C・レビ=アナトールは、優勝候補として注目されている。そして、パリで行われたオーディションに突如現れた謎の少年・風間塵は、先ごろ亡くなった世界最高峰のピアニストからの「推薦状」を持っており、そのすさまじい演奏で見る者すべてを圧倒していく。熱い戦いの中で互いに刺激しあい、それぞれ葛藤しながらも成長していく4人だったが……〜 <映画.comさんより>

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原作は未読(いつもながらお恥ずかしいあせあせ(飛び散る汗))。でも、話題になったことはとっても覚えています。
確か「文字 から音が聴こえてくるとまで言われる圧倒的な音楽描写」っていう。
で、それを映像化って・・・つまり、映像で文字から音が聴こえてくることを表現する?
あっ、それはもういいとして・・・あせあせ

この作品は、どれだけクラシックに詳しいかで、楽しめる度も変わってくる感じです。
私は、知識の無いレベルで・・・そこそこ楽しめました。

※まずはその4人の俳優さんたちについて(敬称略)
・4人の演奏シーンがとにかく素晴らしかった。松岡茉優はピアノを習っていたって聞いたけど、他の俳優さんたちも?
・松坂桃季は『新聞記者』に続いて、独特の存在感がすごくいい。普通の演技が上手い!
・森崎ウィン、声がめちゃ素敵。声に惚れた光るハート
・鈴鹿央士、本当に新人かあ?のびのび演じてるし、とにかく光ってた。
・平田満、斉藤由貴も適役。鹿賀丈史は相変わらず、出てきた途端、スクリーンを独り占めにする(笑)

あと、そう。リハーサル風景、あんな感じでやるんだ〜って、興味深かった。

※疑問点
・クロークのところに、もぎりで有名な片桐はいりさんを設置していたのは、まあ、いいんだけど・・・。アクセントとしては悪くない。狙いもなんとなくわかる。だが、4コマ漫画のような短いショットがいくつかあったので、最後には、その’オチ’が欲しかったぞ。
・何度か登場していた馬。あれは原作に多分書かれているからだと思うけど・・・。馬が出てくる必然性を説明していた箇所はあった?私、何か聞き逃したか?
・コンクールの最中、審査委員長と審査員の1人が会話する場面があったが、あれは、ちょっとマナー違反じゃないのか?演奏中におしゃべりなんて。原作はどうなっているんだろう。ただ、映像的に、そうでもしないと間が持たないという理由もあったとは思うので、そんなに責めてはいない。

というわけで、演奏シーンは本当に素晴らしくて、鳥肌モノです。
コンクールの順位にも納得♪ 3.5☆
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