mixiユーザー(id:12923117)

2019年09月21日10:00

155 view

『アド・アストラ』感想

〜ブラッド・ピットが宇宙飛行士に扮し、トミー・リー・ジョーンズと父子役で共演した主演作。広大な宇宙を舞台に、太陽系の彼方に消えた父の謎を追う姿を描く。地球外生命体の探求に人生をささげ、宇宙で活躍する父の姿を見て育ったロイは、自身も宇宙で働く仕事を選ぶ。しかし、その父は地球外生命体の探索に旅立ってから16年後、地球から43億キロ離れた太陽系の彼方で行方不明となってしまう。時が流れ、エリート宇宙飛行士として活躍するロイに、軍上層部から「君の父親は生きている」という驚くべき事実がもたらされる。さらに、尊敬する父が太陽系を滅ぼしかねない「リマ計画」にかかわっているという。危険な実験を抱えたまま姿を消した父を捜すため、ロイも宇宙へと旅立つが……〜 <映画.comさんより>

       フォト    フォト

       フォト    フォト

〜観賞直後の私のツイート〜
「壮大な宇宙空間で描かれるのは、宇宙飛行士のロイ(ブラピ)が与えられた任務の過程で、行方不明となっていた父親、そして自分自身と向き合う物語。ブラピの抑えに抑えた演技が見事!映像にも目を見張ったが、肝心の父と子のパートが弱くなかったか?終わり方がやや平凡でガッカリ」

私、ワンハリも観てないのに、上映時間の関係でこっちが先になりました。。。

ブラッド・ピットという俳優がいなければ、おそらく存在しなかった作品。
ブラピの演技、ブラピの熱意、そして、ブラピの資金!?(PLAN Bプロデュース)

巷の噂では、これからの賞レースで、ブラピはワンハリで助演、こちらで主演男優賞を獲るのでは?と。

改めての感想ですバッド(下向き矢印)

中盤までは一気に観れました。
まず、宇宙映像が、もう、もう、もう、とんでもなく凄いぃいいい!
『2001年宇宙の旅』の衝撃の再来。
既視感がある映像を10倍すごくしたものとか、全く見たことがない新鮮な絵だったり。
とにかく「スクリーンで観ないと容赦しないぞ!」って言われている感じ。

近未来という設定なんですが、月に行くのが当たり前の如くになっていて・・・。
月に向かう中での、CAさんとの会話だったり、到着後の観光客の様子だったり、このあたりの描写はワクワクしました。
(ブランケットを借りるだけで$125って、そこそこする!)

何度も行われる心理状態検査。ロイの心拍数は乱れたことはない。
それゆえ、優秀な宇宙飛行士と高い評価をされているが・・・。
1人になると、ロイは「I should feel something」「感じたいけど、何も感じられない」と、何かに耐えながら、自分の感情をひたすら押し殺しているように見えます。

月では、盗賊に襲われそうになったり、火星に向かう途中、別の船から助けを求められ救出に向かうと実験動物がいたり。
父が生きていると思われる海王星にたどり着くまで、様々な出来事が起こっていきます。

ブラッド・ピットが醸し出す外面の平常心、そして内面の孤独感は、本当に素晴らしかった。
トミー・りー・ジョーンズは、さすがの存在感でした。
ルース・ネッガは『ラビング 愛という名前のふたり』とはまるで違う雰囲気で、うん、良かった。

この映像体験は、見逃すとかなりもったいないです!
静かな緊迫感に心臓バクバク、プラス、ところどころの無重力状態に時にホッコリ。

良い作品だと思います。
壮大な宇宙を背景に描かれる自分の内側へと向かう旅。

でも、エンディングが・・・私がこうなって終わってほしくないなあっていう、まさに、そのままの終わり方になっていて。。。
まあ、そうなるしかないとは誰もが思うし、まさに、あれしかないとは思うんですが、個人的に、あと一捻り、欲しかった・・・。

ちなみに、巷の感想は、国内外共々、賛否両論なり。
私は、4つ☆
7 8

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年09月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

最近の日記