〜「君の名前で僕を呼んで」や「ビューティフル・ボーイ」で一躍世界から注目を集めるティモシー・シャラメが主演を務めた青春映画。1991年、最愛の父を亡くしたショックから立ち直ることができないダニエル・ミドルトンは、夏を叔母の家で過ごすため、美しい海辺の小さな町ケープコッドにやって来る。周囲の人たちとなじむことができないダニエルは、複雑な家庭の事情を抱え、地元ではワルで有名なハンター・ストロベリーとつるむようになる。町で1番の美女と称される妹のマッケイラを守ることには命をかけていたハンターからの「妹には近寄るな」との言葉に怯えながらも、ダニエルはマッケイラと秘密のデートを重ねていく。マッケイラと過ごすひとときはダニエルが自分を解放できるかけがえのない時間だった〜 <映画.comさんより>
なんせ、シャラメくんの作品ですから、観ないわけにはいかなくて。
(いや、でも、近場に来なかったら、観てなかったかも
)
始まりから中盤までは、いわゆるアメリカの若者たちの羽目外しひと夏物語。
当時の再現は、車やファッション、ビデオテープのみならず、ポップコーンのはじける瞬間&ソーダのシュッワッといった音へのこだわりまであって、これには評価UP!時代のエッセンスの切り取りが上手。
また上空からの海辺の映像も良かった。
中盤からは、マリファナ売買→コカインまで手を出す?の流れと
ダニエルとハンター、ダニエルとマッケイラ、ハンターとマッケイラ(兄妹)のそれぞれの関係が危うく描かれてゆく。
そして、クライマックスには台風到来。それぞれの夏が終わる。。。
ハンターの結末は辛すぎ。で、ダニー(ダニエル)はなんで、すぐに歩けるの?
(この台風場面は、個人的には、ちょっと・・・見たくなかったですね
)
気になったのが、物語の語り手!
冒頭から、ずっと誰の声なのか気になって、最後にその主がわかるのんだけど・・それが全く大したことのない人物というか。
「で、なんなの?だから?」って絶対、観た人皆、同じように思うと思う。
内容に絡んでこないし、意味を持たないし・・・
ティモシーくん出演作品は3つ観てるけど、感心するのが、その柔軟性。
作品に応じて、監督に応じて、縦横無尽、表情も体も、思うままに動かしてゆく。
これから、どこまで行くのやら(活躍するのやら)
まあ、スクリーンじゃなくても良かったかもだけど、まずまずの3つ☆
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