魔界ラジオ 2003年6月30日収録
【動物不思議Q&A鳥の片足立ち】
『鳥はなぜ1本
足で立つのか?』
よく見てたら
1本無いにゃ〜!?
片足を曲げて
立ってるんだよ。
なんで片足で?
鳥類の大半は
片足立ちをする…
本格的に「座る」と
立ち上がりに時間
かかるし湿地では
羽毛が重くなる。
だから立った姿
で休んでる訳にゃ
…で筋肉はどこ?
「腱」で動く。
もし足先まで筋肉
なら体温保持する
のに羽毛が必要で
モコモコして不便だ。
だから細いにゃ
…人間の指も
腱で動くから曲げ
伸ばしで指の太さ
は変わらないんだ
手を使う時に
「力こぶ」だらけに
なると困るしにゃ
器用に動かす
為に必要なのが腱
なるほどにゃ
φ(゚Д゚ )フムフム…ツルやフラミンゴでよく見かける片足立ち。足の長い鳥だけではなく
カモも、カモメも、ハトも、ニワトリもボーっとしている時は片足で立つのだ。
安全な場所で本当にリラックスしている時は両足を曲げてお腹を地面につけて寝る。
半分リラックスなら、1本だけ曲げておく。足の長い鳥は立ち上がるのに
時間が掛かるので、イザというときに足を伸ばすだけならすぐに逃げられるのだ。
足が短い鳥でも、水辺や湿地で地面が濡れている所で座りたくないのだろう。
雨の公園にいるハトも、1本足で立つことが多い。
鳥の足で『あの骨だけにしか見えない足がなぜ動くのか』という疑問だが、
長い『腱(けん)』で操っている。足先まで筋肉が付いていると体温を保つために
足じゅうに羽を生やさなくてはならないし、身軽に動けない。
我々の指も腱で動かしている。曲げ伸ばしをしても指の太さは変わらない。
腕の筋肉からの遠隔操作なのである。いちいち筋肉が膨らんでいたら細かい作業が
やりにくくなり、器用に動かすことが出来ないだろう。
鳥の足の腱も、もも肉からの遠隔操作で動いている。よくできているものだ。
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